MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも青森。奥入瀬の春の流れを追いかけて 2 - 八戸朳(はちのへえんぶり)と八幡駒(やわたうま)(2021年5月13日/1日め)

2021年5月13日 八戸駅で。「八戸朳(はちのへえんぶり)」と八幡駒(やわたうま)です。(青森県八戸市)


5月13日


「よぐ 八戸さ おんであんした」
の言葉に迎えられ、
改札を出ました。


改札口を出たところに飾ってある、八戸朳(はちのへえんぶり)と八幡駒(やわたうま)です。

「八戸朳(はちのへえんぶり)」は、農耕馬を象った、高さ60センチほどの烏帽子(えぼし)です。八戸地方の代表的な郷土芸能で、豊年祈願のお祭りとして約800年前から受け継がれてきた行事である、「八戸えんぶり」を舞う際にかぶるものです。

八戸えんぶりをかぶって踊るみなさん。(画像をお借りしました)

そしてこちらは、日本三代駒のひとつ、八幡駒(やわたうま)です。かわいらしいですね。^^


「日本三大駒」ということばを、
初めて聞いたのですが…。😅
日本三大駒とは、
 青森県の「八幡駒(やわたうま)」
 宮城県の「木下駒」
 福島県の「三春駒」
の総称なのだそうです。
いずれも、馬の形をした木製の郷土玩具です。


青森県の「八幡駒(やわたうま)」
日本有数の馬産地でもあった南部藩の歴史が残る、八戸市で作り続けられています。伝統的な八幡駒は、千代紙で飾り付けられ、あぶみや手綱、鈴を表す転星などの模様が描かれています。

宮城県の「木下駒」
黒地に赤緑白で模様を描いた木馬で、青葉駒ともよばれます。
(以下3枚、画像をお借りしました)

福島県の「三春駒」
白と黒の駒があります。

日本で最初の年賀切手(昭和29年・郷土民芸シリーズ)に採用された民芸品です。

福島県と言えば、このひと月前になる4月に旅行したばかりでしたが、「三春駒」を見かけた記憶がありません。お土産物屋さんに置いてあったのは「赤べこ」ばかりでした。(2021年4月10日)

コロナでも福島。満開の桜の下、城を仰ぐ 15 - 感謝していただくということ(2021年4月10日/2日め) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと


調べてみたら、
共に、福島県の郷土玩具ではあるのですが、
 「三春駒」は、福島県郡山市と三春町
 「赤べこ」は、福島県会津地方
ということでした。
同じ福島県でも、
それぞれに、特長があるんですね。^^


駅の通路で、「焼きたてさきいか」を販売していました。えっ 焼きたてですか?笑

試食させていただいたら、柔らかくておいしいんですよ。^^ 結局、「夜の宴会用に」と買っちゃいました。笑

こんなふうに袋詰めされて売っています。焼きたてだから、まだあったかいんです。「八戸産 するめさき」は、1080円でした。

八戸駅の前にある、八戸市民の木「イチイ(オンコ)」です(イチイ科の常緑針葉高木)。貴族の持つ笏(しゃく)をこの木で作ったことから、「一位」と名づけられたと言われています。八戸では、「オンコ」の名で親しまれ、生垣、庭木、床柱などに利用されているそうです。

この駅前の広場を横切って、さらに1、2分歩きました。

「オリックスレンタカー八戸駅前店」に到着です。「全車両除菌済み」の旗がかかっていました。

ネットで予約してあったので、車を用意して待っていてくださいました。今回は、この車を3日間お借りします。

レンタカー屋さんのお向かいにあった酒屋さん。看板が気になったので、少しだけ寄ってみました。

青森のお酒がいっぱいです。^^


ここで夫が、
「この近くで、
 有名な造り酒屋があるらしいんだけど。
 寄って行ったらだめ?」
と言い出しました。


もちろん、ダメです。爆


2018年にタイに行ったときは、
「高級ホテルに泊まる旅」だったのですが、
夫が次々と言い出す、
「**に行きたい」にだまされ(苦笑)、
毎日、朝から晩まで、バンコクや近郊を
ウロウロと歩き続けました。
結局、高級ホテルに3泊もしたというのに、
ホテルではほとんどゆっくりできず、
最終日にMIYOが大爆発したという、
苦い思い出があります。😔
(↑今でもうらんでいます。😅)


そのときに宿泊したのが、後ろに見えている高層タワー、バンコク・マリオット・ホテル・スクンビットでした。上層階のVIPフロアからバンコク市内が一望できるという、すばらしいホテルでした。(2018年7月13日)

豪華ホテルライフ旅行を多動夫がぶちこわした日記はこちらです。
2018年7月 タイのブログ記事 - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと


「あんな失敗は二度とくりかえさない」
と、心に決めています。
なので、このツアーを予約したときに、
夫にははっきりと言いました。


「今回の旅行は、
 『メインが青森屋』なんだからね。
 毎日あっちこっちにウロウロするのは、
 今回はナシだよ。
 2泊3日だけど、
 出歩くのは、2日めだけ。
 初日と最終日は、
 とにかく青森屋で過ごす。
 絶対に、どこにも行かないからね。


夫がぶちこわしたのは、
上記のタイ・バンコクだけではありません。
このときの反省もなく、その1年半後には、
マレーシアの高級ホテル、
「ルネッサンス・クアラルンプール・ホテル」
に泊まる旅でも、ぶちこわした前科があるので、
もう、申し開きができません。🤣🤣


MIYOから、
タイの恨み。マレーシアの恨み。
 忘れてないからね。
 青森で、せっかく、
 高級なところに泊まるのに、
 いつものように「夜討ち朝駆けツアー」をやって、
 『青森屋では、夜寝ただけでした。』
 なんてことになったら、許さないからね。」
と言われ、夫は、
黙ってうつむくしかありません。😔


造り酒屋に寄るくらいいいか、
と思ったら、もう夫の思うつぼです。
そこに行ってしまったら最後、
夫は、その後の予定を忘れ、
エンドレスで歩き続けてしまいます。
最近でも、福島県白河市で、
ほんの少し街を見るだけのはずだったのに、
多動夫がどんどん歩いて行ったために、
お昼ごはんを食べる時間がなくなり、
そのうえ、ホテルのチェックインが
3時間も遅れてしまった、という、
失敗談がありました。
コロナでも福島。満開の桜の下、城を仰ぐ 7 - 磐梯名湯リゾート ボナリの森(中ノ沢温泉)(2021年4月9日/1日め) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと


これだけの前科がそろうと、
反論のしようがありません。
「造り酒屋なんて行かないからね。
 寄り道しないで、青森屋に直行だよ!」
と言われ、
夫はしぶしぶ、車を走らせたのでした。


めざす「青森屋」の看板です。多動夫と旅行すると、駅からホテルにまっすぐ行くという、ただそれだけのことが、とてもむずかしいのでした(爆)。


MIYOは、とにかく、
青森屋に泊まってみたかったのです。
なので、夫がなんと言おうと、
この日の午後はどこへも行かず、
「目いっぱい、青森屋で過ごす」
と決めていました。


さて、その青森屋。
どんなホテルなのでしょうか。


(つづく)

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