コロナでも足利。織姫神社と足利学校を訪ねて 10 - 藤だなと春もみじを見上げて(2021年4月30日)
2021年4月30日 足利織姫神社で。七色の鳥居をくぐりながら、山道を歩きました。(栃木県足利市)
4月30日
七色の鳥居を上がりきった先には、
足利織姫神社がありました。
お姫様が舞っているような雰囲気の、かわいらしい神社でした。
鳥居をくぐってすぐのところにある、手水舎(ちょうずや)です。拝礼の前に手を洗い、口をすすいで身を清める場所です。
石段を上がって…、
神社にお参りしました。
見事な藤棚がありました。
花を見上げながら、藤棚の下を歩きました。
この道の先には「織姫公園」があり、さくらの園、つつじの園、もみじ谷が広がっているそうです。
藤棚の下から見上げた、織姫神社です。
男坂の上から眺めた、足利の街。いい旅でした。
再び、女坂を下って帰ります。
織姫神社から15分ほど歩いて、
足利学校のあるエリアまで戻りました。
途中で見かけたお風呂屋さん。屋根がおもしろいですね。^^
そして最後に、
足利太平記館に寄りました。
足利太平記館は、足利学校のお向かいにあります。
足利太平記館(たいへいきかん)です。足利市観光協会が運営しています。
太平記館では、足利のおみやげ品の販売や観光情報の提供を行っています。休憩スペース(無料)や喫茶スペースもありますよ。^^
「みつを」グッズもたくさん。
足利市イメージキャラクターの「たかうじ君」グッズもありました。「たかうじ君」は、足利学校の學校門、尊氏公の兜、そして市章をトリプルでかぶっています。笑(画像をお借りしました)
夕方に近くなったので、帰路につきました。途中は渋滞もなく、川口PAでアイスコーヒーを買って休憩した後は、スムーズに帰宅できました。
「足利学校」と言うことばは、
小学校の教科書にも出ているし、
誰もがあたりまえに知っている名前、
だと思います。
けれど、そこがどんな所だったのか。
どんな風に保存されているのか。
そして、どんな歴史をたどってきたのか。
そんなことを、私は、
今まで考えたこともありませんでした。
たまたま、織姫神社の存在を知ったことで、
訪ねてみましたが、足利市が、
こんなにも見どころの多い土地だとは
思いませんでした。
「いやあ、ぬかった」という気持ちです。^^
ちょっと遠いけど、がんばれば、
東京から日帰りで行ける距離です。
貴重な歴史スポットなのに、
行かなければもったいない、
と思いました。
これから、紅葉が始まります。
11月になれば、鑁阿寺の大イチョウも、
さぞかし美しいことでしょう。^^
最後に、足利学校で見た、
春もみじ「出猩々」をご紹介します。
出猩々(でしょうじょう)もみじは、春と秋の二度、花を上回るくらいに、紅く美しい姿を披露してくれます。
出猩々の最大の魅力は、この新葉の鮮やかな赤です。私たちが訪ねた4月には、見事な紅を見せてくれていました。
赤い葉の色は日々変化し、5月には、しっかりとしたシャープな葉形で、とても爽やかな緑色へと変わるそうです。
予備知識もなく、
軽い気持ちででかけてしまいましたが、
思っていたよりもずっと、
楽しい旅になりました。
ありがとう、足利市。
ありがとう、栃木県。
(おわり)