MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも茨城。ネモフィラの丘と弘道館を訪ねて 7 - 大手門の子どもたち(2021年4月23日)

2021年4月23日 大手門の前で、男の子を見かけました。「どうしてこんなところに子どもが?」と不思議に思ったのですが…。(茨城県水戸市)


4月23日


弘道館を出ると、すぐ隣りには、
弘道館公園が広がっています。
梅樹約60品種800本が植えられており、
梅の名所となっています。
私たちが行ったときは、
すでに梅の時期を過ぎていたので、
ただの公園になっていましたが…。😅


弘道館も広いのですが、隣りの梅林は、その何倍もの広さです。梅の時期に、また来てみたいですね。^^


この梅林が途切れるところまで歩くと、
左手に孔子廟が見えてきます。


孔子廟の門ですが、閉まっています。この内部は、通常は非公開となっています。徳川斉昭は、弘道館を開設するにあたって、その敷地に精神のより所としての鹿島神社と孔子廟を祀り、学校の聖域としました。

この門の奥は、こうなっているようです。(画像をお借りしました)

さらに、八卦堂まで歩きました。八卦堂には、弘道館の建学の精神を示す「弘道館記」の碑を納めています。弘道館教育の精神的な支えとなるものです。

そして、つきあたりには、鹿島神社がありました。

参道を進んでいくと、その先に拝殿があります。大きな注連縄が特徴です。

広い弘道館エリアの見学が、ようやく終わりました。次は、東のエリアに行き、大手門のあたりを歩いてみます。

このあたりには、水戸城跡の土塁が、今も残っています。

弘道館を出たところにある、徳川斉昭公像。そして、その向こうに見えているのが、大手門です。

大手門です。門の向こう側から、制服を着た子どもたちが歩いてきました。なぜ子どもたちがここに…?

大手門の向こう側に行ってみます。

門の向こう側は、こうなっていました。なんだか古そうな門と白壁が見えますが…、

よく見ると、「筑波大学附属小学校・幼稚園」とあります。ちょうど下校時間だったようで、たくさんの子どもたちが出てくるところでした。なるほど、大手門のあたりにいた子どもたちは、ここから歩いて家に帰るところだったんですね。^^

さらにそのお向かいにあるのが、これ。武家屋敷みたいで、こちらも風格がありますが…、

水戸市立第二中学校でした! これ、中学校なんですよ。すばらしいですね。🤣🤣

お城の雰囲気を漂わせる校舎。あ~ こういうの大好きです。😄

中学校の隣りにある、水戸城跡二ノ丸展示館。入場無料です。

再び、大手門まで戻ってきました。門をくぐって下校する子どもたち。そして、その向こうには、弘道館が見えます。


弘道館は、日本最大規模の
総合大学とも言える学校です。
その偉大な藩校を見てみたくて、
ここまで来ました。


でも、実際に弘道館を訪ねてみると、
徳川家の存在が偉大すぎて、
「若者たちが、
 将来に夢を抱いて学ぶ、
 生き生きとした勉学の場」
という雰囲気が、私には、
あまり感じられませんでした。


「学校御殿」とも呼ばれていただけあって、
格式が高く、貴重な史跡ではありますが、
弘道館は、私が思っていたのとは、
少し違う場所でした。


けれど、大手門を通って下校する、
多くの子どもたちを目にしたとき、
なにか、水戸の良さに触れたような、
そんな気がしました。


毎朝、この門をくぐって、学校に行くんですね…。


そして下校時には、
大手門をくぐると、目の前に、
弘道館が広がっているのです。
すばらしいなあ…。


毎日、大手門や弘道館をあたりまえに見ながら、育っていく子どもたち。なんてすてきなのでしょう。


楽し気におしゃべりしながら、
下校していく子どもたちを、
しばらくのあいだ、眺めていました。
この日、いちばん心に残った、
水戸の風景でした。


ネモフィラの丘から水戸の歴史散策と、
今回も歩きっぱなしでした。😂😂
疲れたけれど、楽しい一日でした。


ありがとう、茨城県、


(おわり)

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