コロナでも福島。満開の桜の下、城を仰ぐ 17 - 会津若松・鶴ヶ城(天守閣)(2021年4月10日/2日め)
2021年4月10日 鶴ヶ城の最上階から臨む、会津若松の町です。(福島県会津若松市)
4月10日
桜の花に抱かれるようにそびえる、
鶴ヶ城です。
お城の下の方に、石垣が途切れたところがあり…、
そこが、天主閣の入り口になっています。
城の内部は、「若松城天守閣郷土博物館」になっていて、様々な展示を見ることができます。
入ってすぐの場所では、塩蔵が再現されています。
【塩蔵】
天守台の内部は穴蔵になっていて、冷涼な環境を活かして、塩などの貯蔵庫として利用されていました。ここには常時、「かます」に入れられた塩が積み重ねられており、また、保存用食料として、乾燥したタニシなども備蓄されていました。
下界の景色を見下ろしながら、階段を上がりました。
内部の展示物は撮影禁止だったので、写真がありませんが、外の風景だけでも、すばらしいものでした。
山々に囲まれた、会津若松の街です。
桜の花が見事に咲き誇っていて、まるで下界の花火のようでした。
さらに、その向こうに見える、磐梯山。なにもかもがきれいで、涙が出そうでした。
さらに上の階へと上がります。
もう、言葉になりません…。
最上階です。
美しい、会津若松の街。
雪をいただいて連なる山々と、
あふれんばかりに咲き誇る桜。
この、清新で美しい街が、
誇り高き会津武士の気概を、
育んできたのだと思いました。
(つづく)