コロナでも福島。満開の桜の下、城を仰ぐ 9 - 会津若松・日新館の桜(2021年4月10日/2日め)
2021年4月9日 「日新館」に行きました。(福島県会津若松市)
4月10日
磐梯山に見送られて、
ホテルを出発しました。
清々しい景色。来て良かったなぁ…。
…と余韻にひたっていたら、またまたすごいお山が見えてきました。飯豊山です。
会津若松市に到着です。うわあ…。
美しくて、美しくて、しばらくの間、
言葉もなく、お山を眺めていました。
こんな景色を毎日見て生活するって、
すごいなあ…。
反対の方向を見上げると、なにやら建物が並んでいます。
そして、石段の両側を埋め尽くす、桜。桜だらけです。^^
永楽大康獅子。日進館の守護にあたり、世の中の安泰を願う獅子です。中国・明時代の様式で、青白石(上質の大理石)でできています。
そして、獅子の後ろには桜。おわかりでしょうか。満開の桜が、ずうっと続いているのです。
どうやら、いちばんいい時に来たようです。^^
たくさんの桜が、これ以上はないほどの、最高の表情で、私たちを迎えてくれました。
石段の両側を埋め尽くす桜の向こうには、会津若松の町が見えます。
白河市と会津若松市では、桜の開花状況が違っていました。また、猪苗代町では、桜どころか雪が降っていました。同じ福島県ですが、気候は微妙に違うように感じました。
白河小峰城跡からは、こんな感じで移動しています。
さて、こちらは、レストランやお土産物屋さんです。朝早かったので、まだ閉まっていました。
什の掟。「ならぬことはならぬものです」…この言葉の重さを、この後でもっと知ることになります。
さて、着きました。この日の、ひとつめの訪問地です。
MIYOのスマホ(5年前に購入)は画質が劣りますが、一応、夫を撮りました。😅
会津藩校・日新館です。
日新館(にっしんかん)は、
会津藩の藩校でした。
白虎隊をはじめ、
戊辰戦争やその後に活躍する人材を
数多く輩出しました。
ここに来るにあたって、
夫は当初、
あまり気乗りしていないようでした。
「でも、行ってみようよ。」
と提案したのは、MIYOです。
さほどの理由はありません。
江戸時代、全国各地にあった
「藩校」というものを、
一度くらいは見てみたい、
という、軽い気持ちでした。
この門の奥に、
多くの歴史と、そして
たくさんの悲しみが込められているとは、
このときは、思ってもみませんでした。
(つづく)