コロナでも埼玉。春を愛でながら、彩の国を歩く 11 - 小江戸川越・時の鐘で食べあるき(2021年3月19日)
2021年3月19日 「菓子屋横丁」の子どもたち。(埼玉県川越市)
3月19日
熊重酒店(滝島家住宅)。
その隣りにある道の先に、
時の鐘が見えました。
あそこまで歩いてみます。
着物をレンタルした方々が歩いていると、いい雰囲気になりますね。^^
「時の鐘」に到着しました。
【時の鐘】
江戸時代初頭から城下の町に時を告げ、庶民に親しまれてきた鐘つき堂です。その姿は、往時の面影を今も残しています。約400年前、当時の川越藩主だった酒井忠勝(さかいただかつ)によって創建されたといわれています。度重なる火災で鐘楼や銅鐘が焼失しましたが、江戸時代を通じて度々建て替えられました。木造3層の櫓の高さは約16メートル。午前6時・正午・午後3時・午後6時の1日4回、鐘が鳴るそうです。
現在建っているものは4代目にあたり、明治26年に起きた川越大火直後に再建されたものです。 時代が変わり、鐘つきの方法は、鐘つき守りから機械仕掛けへと変化しましたが、昔と変わらず、今も蔵造りの町並みに時を告げています。その響きの良い音色は、平成8年、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」に認定されました。
櫓の一番上の部分に、鐘があります。
櫓の下の部分です。この奥には、薬師神社があります。
以下のサイトで、時の鐘の音を聞くことができます。鐘の音は、1分のところから始まります。
受け継がれる街の鐘の音 川越 時の鐘
時の鐘のある小径では、
たくさんのお店が営業しています。
少しだけご紹介します。
近江屋長兵衛商店。「時の鐘」の斜め前にあります。レトロなお豆腐屋さんという外観ですが、お食事もできます。
おぼろ豆腐ごはんがおススメだそうです。
和菓子甘味処・福呂屋
鐘つき最中(158円)を買って、半分こしました。「時の鐘」にちなんで、釣り鐘の形になっていて、中につぶし餡が入っています。
最中をほおばりながら、さらに奥へと歩きました。^^ お店がいっぱい。そして女の子がいっぱい。女子に人気のスポットになっていることがよくわかります。笑
おまんじゅうが、蒸籠の中でホカホカしていました。「いも恋」は180円。やはり、川越はおいもなんですね。笑
舛屋酒店。昔ながらの古民家を利用した酒屋です。川越の地ビールや地酒がそろっています。地ビールの樽生を、その場でいただくこともできます。
弓削多醤油の醤遊王国。大正12年に坂戸市で創業した老舗で、川越店は2015年6月にオープンしました。有機醤油と柚子醤油は、6年連続3ツ星クリスタル味覚賞を受賞しています。ここでは、醤油の製造工場の見学のほか、醤油しぼり体験や醤油の試飲もできるそうです。
ひときわ大勢の女性が並んでいた、「小江戸おさつ庵」のおさつチップ(350円)。お店の前は、立ち食いスポットになっています。笑(左の写真は、画像をお借りしました。)
そして秀逸だったのは、「大学いも 川越いわた 時の鐘店」の大学いもパフェです。上の部分は大学いもとさつまいもソフト。そして下にはさつまいものカリカリ揚げとコーンフレークがはいっています。これに、大学芋の蜜を頭からぶっかけていただきます。笑
こういうお店が並んでいたら、
女の子が集まってこないわけがない、
…ですよね。笑
スターバックスだって、ここではこんな風になっちゃいました。
通りのいちばん端まで歩いてUターン。再び、「時の鐘」まで戻ります。
スイーツのお店がたくさんあって、
楽しいエリアでした。
最中一個でお腹いっぱいになり、
それ以上食べられなかったのが
心のこりです。笑
また、川越に行きたいなあ。
そして、次回はぜひ、
おさつチップを買って、
食べながら歩いてみたいです。^^
(つづく)