コロナでも埼玉。春を愛でながら、彩の国を歩く 10 - 小江戸川越・長喜院と熊重酒店(滝島家住宅)(2021年3月19日)
2021年3月19日 「時の鐘」の下に来ました。(埼玉県川越市)
3月19日
川越・蔵造りの街並みを歩いています。
お店の前で、MIYO、熱心になにかを見ています。
近くのレストランのメニューでした。笑 川越名物、おいものメニューが多いようです。
店頭に屋台を並べたお店もありました。甘酒は一杯200円です。
こちらはぱんだんご(250円)。^^
具だくさんのけんちん汁は150円。全体的に、リーズナブルですね。
通りの周囲には、お寺も並んでいました。こちらは法善寺です。
路地の奥にお寺が見えたので、そこまで歩いてみることにしました。
路地に入ってから大通りを振り返ると、こんな感じです。こんな路地がいくつもあるんですよ。^^
この路地にも、蔵造りのお店やギャラリーが並んでいます。
浴衣をレンタルしているところがあるため、浴衣で散策する女性もいました。いい雰囲気ですね。^^
長喜院に到着です。
こちらは、長喜院の隣りにある、雪塚稲荷神社
静かな寺院エリアを抜けて、
再び、大通りに戻ってきました。
熊重酒店(滝島家住宅)です。
【滝島家住宅】
明治28年建造の有形文化財です。屋号を「熊野屋」とし、当初よりお酒の小売店を営んでいます。他の豪華な造りの家屋に比べると、少し地味な感じがします。が、あえて豪華さや重厚感を抑え、落ち着いた趣の造りであることが、滝島家住宅の魅力です。
他の蔵造りと違っている点は、ふたつです。
まずは、観音開扉。蔵造りは、2階の分厚い観音開扉があることで、重厚感を増すのですが、滝島家住宅の場合は、銅版などで仕上げ、厚さを薄くすることにより、重厚感を抑えています。
ふたつめは、屋根です。一般の蔵造りには、巨大で存在感のある鬼瓦や影盛が多く見られます。しかし滝島家住宅の場合は、大きめの鬼瓦はありますが、影盛を簡素にしています。こうして、派手さを抑えた蔵造りに見せているのです。
滝島家住宅では、現在も、熊重酒店が営まれています。
川越特産・COEDOビールも、たくさん置いてありました。^^
そして、滝島家住宅の裏には、「時の鐘」がそびえています。この路地を入ってみます。
次回は、「時の鐘」周辺を歩きます。
(つづく)