MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも雛旅。古(いにしえ)の雛を訪ねる、4泊5日の長野・岐阜・愛知 23 - 須坂市・歴史の道散策路(2021年3月27日/2日め)

2021年3月27日 創業元治元年(1864年)の、遠藤酒造場です。(長野県須坂市 )


3月27日


20もの蔵が続く、
田中本家の外に出ました。


敷地の中には、先祖伝来の墓地までありました。


須坂市(すざかし)は、
長野県北部にあります。
巨峰の産地として有名なところですが、
江戸時代は、須坂藩の陣屋町でした。


明治から昭和初期にかけては、
製糸業で繁栄を極めましたが、
昭和恐慌の荒波にもまれ、衰退しました。
が、今でも、街のあちこちに、
当時の繁栄を偲ばせる
屋並みや土蔵、繭蔵、
そして大壁造りの商家が残ります。
そのため、「蔵の町」としても、
知られているそうです。


この日の午前中、少し早めに着いたので、
田中本家博物館の前の道である、
「歴史の道散策路」を、
ちょっとだけ歩いてみました。


「歴史の道散策路」です。通り沿いに、古い家並みが続きます。

通り沿いに、古そうな家屋が続きます。

古そうなふとん店

神林家です。飾り瓦がいくつもあることで有名なお宅です。写真右上部分の飾り瓦に、ご注目ください。

上の写真の飾り瓦を拡大した写真です。ふくよかで満面に笑みを湛えた大黒天です。細かく細工されています。当時、鬼瓦、飾り瓦などの「細工もの」を作るに当たって、地場にその技術をもった職人がいなかったため、遠く三河から鬼師3人を招き、技を学んだそうです。(画像をお借りしました)


【神林家】
日本初の製紙結社東行社創設の仲間のひとりである神林民蔵が、明治18年に建築したと言われています。現在は、経営者が住んでいた母屋が残るだけです。この母屋は、典型的な町家造りをそのまま残しています。屋根の主要なところには、飾り瓦が乗っていて、いずれも三州からの出稼ぎ鬼師・森田梅吉が制作したものです。


あまり時間がありませんが、向こうの方になにか見えているので、そこまで行ってみます。

遠藤酒造場と書いてあります。

鬼瓦をご覧ください。須坂藩堀家の家紋である、亀甲卍が見えます。

遠藤酒造場は、1864年(創元治元年)に、須坂藩御用達の酒蔵として創業し、藩主への献上酒を納めてきました。以来、初代蔵元、遠藤徳三郎の強い信念でもあった「旨い酒造り」を代々受け継ぎながらも、常に進取の気性で、新しい酒に挑戦しているそうです。


【遠藤酒造場】
須坂藩大手門へ続く道の脇奥尽門で、元は物見の建物でした。また、10代藩主尚興夫人寛寿院や12代直武夫人寛栄院の居間でもありました。現在の店舗として使われている長屋門は、その奥付門(切妻作り)であったと推定されています。



スタッフの方が詳しく説明してくださり、
夫が選んだのが、
彗 ハレー 直汲み純米です。
自宅に持ち帰って飲んだら、
すばらしくおいしいお酒でした。^^


右端が、彗 ハレー 直汲み純米 720ml(1250円)です。ちなみに、写真は、「この旅で買った日本酒のみなさん」です。笑

MIYOが買ったのは、まるゆき味噌(650円)。信州はお味噌がおいしいので、必ず買って帰ります。このお味噌は、須坂市の中村醸造場さんのものです。国産の米、大豆、食塩、酒精だけで作っています。


今は、毎日の食事に、
このお味噌で作ったお味噌汁を
いただいています。
とってもおいしいと、
家族にも好評です。^^


これで、須坂市の旅は終わりました。
このあとは、一路、岐阜県へ向かいます。
予定よりも少し遅くなっているので、
夫はちょっとあせっていますが、
問題なし。^^
あとは、お宿にチェックインするだけですから。


岐阜県に向かって、走ります。


(つづく)

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