MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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コロナでも雛旅。古(いにしえ)の雛を訪ねる、4泊5日の長野・岐阜・愛知 3 - 台ヶ原宿(金精軒、明治天皇菅原行在所と北原家住宅)(2021年3月26日/1日め)

2021年3月26日 台ヶ原宿・本陣屋敷跡で。(山梨県北杜市)


3月26日


お昼ごはんのあとは、
レストラン「臺眠 (だいみん)」
の前にある、甲州街道を歩きました。


このあたりは、台ヶ原宿と呼ばれていて、
趣のある町並みが残っています。


【台ヶ原宿】
甲州街道は、江戸日本橋から信州下諏訪まで、およそ56里(約219km)の道程です。「日本の道100選」にも選定された甲州街道台ヶ原には、今も本陣、脇本陣、問屋場、旅籠などが当時の面影をとどめています。街道の本陣「北原家住宅」は、嘉永の建築と推定されており、切り妻屋根の格式高い構えです。参勤交代の大名が宿泊、休息する本陣は、宿場でも一番重要な施設で、明治13年の明治天皇巡幸の際も、行在所(あんざいしょ)として西側の座敷が使用されたと伝えられています。


「臺眠 」を出ると、左斜め前に見える、古そうなお店。いきなり、気になります。^^

創業百余年の、「金精軒」です。明治35年から、和菓子を作り続けているそうです。

お店の中に入ってみました。

一番人気は、山梨の米処、梨北地域でとれた梨北米100%のみで作られた生信玄餅。北杜市白州町の美味しい水と、厳選した国産の餅米と大豆など、山梨ならではのこだわりの素材を使用しているそうです。

ショーケースの中の和菓子は、一個から買うことができます。かわいらしくておいしそう。^^ おやつに買っていくことにしました。

どれにしようかと迷ったあげく…、

桜餅(150円)とお花見団子(120円)を買いました。後で、車の中でいただくつもりなので、包装は辞退しました。

きれいでしょう? とってもおいしかったです。^^


山梨県北杜市は、
三つの日本百選に恵まれた土地なのだそうです。


まず、日本百名山の甲斐駒ヶ岳。
その白く輝く花崗岩の岩肌に磨かれた、
名水流れる尾白川。
その水は、日本名水百選に選ばれています。
そんな美しい自然の中にある、
甲州街道台ヶ原宿。
日本の道百選に名を連ねる、
素朴な街並みの一角にある、金精軒


実は有名なお店だったみたいで、
和菓子を買いに訪れる人が、
後を絶ちませんでした。^^


金精軒を出ると、さらに斜め前に、なにかありますね。この道、もう、いろいろありすぎて、なかなか先へ進めません。笑

明治天皇菅原行在所だそうです。


【明治天皇菅原行在所】
案内板の後ろのお屋敷は、1835年(天保6年)に建設された、北原家母屋です。この奥座敷は、明治13年、明治天皇が山梨を巡幸の際、「行在所」(宿泊所)に指定され、天皇が一泊しました。奥座敷には、江戸時代から明治時代にかけての格式が色濃く残っていて、
高遠藩内藤駿河守より拝領した「竹林の七賢人」の欄間一対も残されています。これが、地酒「七賢」の由来となっています。


りっぱな門構えですね。通りの中でもひときわめだつ、風格のある商家です。

明治天皇宿泊の「行在所」となった、奥座敷。(画像をお借りしました)


そして、行在所の右側に
隣接している北原家住宅は、
敷地内の文庫蔵等と併せて、
平成12年に、県指定文化財に指定されました。


【北原家住宅】

そして、行在所の案内板から、右方向に続く、大きな家屋。

北原家住宅(山梨銘醸)です。


北原家住宅は、現在も、
山梨銘醸として、利用されています。
軒下に、酒林とも呼ばれる、
大きな杉玉を吊るした造り酒屋で、
銘酒「七賢」の名で知られています。


酒造りは、冬季(12月~2月)のみ
見学できますが、
明治天皇の行在所となった建物は、
いつでも見学できます(有料)。


それでは、北原家住宅(現山梨銘醸)の
中に入ってみましょう。


(つづく)

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