MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

「コロナに負けるな!」社会福祉で働く皆さんの動画 / 私からもひとことを。

2002年9月 運動会で。大好きな写真です。^^(全盲難聴・のんたん 7歳/小1)


長男が生活しているS園のおたよりで、
動画を紹介していただきました。


コロナ禍の現在、
社会福祉の現場もまた大変な状況です。 
そんな中、社会福祉業界で働く方々が、
応援の動画をつくりました。

撮影も演奏も出演も、福祉の仲間たちです。


この動画には、S園も参加しています。
BGMで流れている「ロッキーのテーマ」は、
S園の「光バンド」が演奏しています。
(メンバー全員が視覚重複障害者です。
 ちなみに、我が家の長男は、
 光バンドの弟分として作られた
 若手中心のグループで、
 音楽活動をしています。^^)


「光バンド」のみなさんは、
動画BGMの依頼を受けてから、
わずか一週間で、
そして練習を二回行っただけで、
この演奏を完成されたそうです。


「光バンド」の演奏シーンは、
動画でも紹介されています。
どうか、ぜひ、ご覧になってみてください。
そして、URLを、みなさまのお友達にも
紹介していただけたらうれしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=3Hy0nMVBm2E



コロナに負けるな!社会福祉! 〜『ロッキーのテーマ』やってみた! Rocky Theme


長男も、福祉に関わるみなさまのおかげで、
毎日楽しく生活しています。
長男の毎日を
守り続けてくださるみなさんに、
いつも、感謝でいっぱいです。


私も、動画を見て、勇気をいただきました。
そして、
これまで言いあぐねていたことを、
やはり書いておこうと思いました。


なにかを言っても、
それを逆に非難されるのでは、
と感じていました。
なので一時は、なにも言わず、
もう関わらないでおこうと考えました。
けれど、やはり、それではいけない、
という気持ちになったのです…。



ムラゴンのブログで、先日、
以下のような記述を目にしました。


「私何にも悪いことしてないのに。
 私は正常に生まれて正常に育ったのに。
 なんで私は母に大事にされないのか?」
「障害を持った子供でも愛せる親って
 どれぐらいいるわけ?」


その方に、コメントを送りました。
非公開希望にはしていませんでしたが、
そのコメントは削除されました。
そして、その後のブログで、
私のコメントへの反論として、
「私がブログになにを書いても自由。
 読む側が傷つかないようにすべきだ。」
「いやなら、読まなければいい。」
「コロナ下で旅行する人のブログだって人を傷つけているのでは。」
と書いてありました。


とても驚き、そして、残念でした。


ブログになにを書いてもいいとか悪いとか、
そんな正論で争っても、
意味がないと思います。
たしかに、ブログになにを書くのも、
自由なのですから。


けれど大切なのは、
「自分の言いたいことを、
 どのように書くのか」

ということです。
「なにを書いても自由」だからこそ、
どのように書くのかは、
それぞれが自分で決めることです。
問われているのは、
その人の良識とか、
他者を思いやる心なのだと思います。
私は、それを伝えたかったのです。


障害のある子どもにかぎらなくても、
誰かを見下し、貶めたり、
差別したり、いじめの対象にしたり。
心がくじけているときほど、
自分より下の存在を作ることによって、
気持ちが安らぐ人が、
世の中にはいるのかもしれません、
でも、そのような言動によって、
心の平安がほんとうに得られるかどうかは、
また別の話だと思います。


私があえて沈黙したので、
この話はここで終わり、と思っていました。
が、その後まもなく、このことに関して、
別の方がブログを書かれました。
それには、虚実をとりまぜてあり、
私のことを非難するような記事に
なっていました。
「傷つく、傷つかない、は、
 読まれる方の心の問題。」
「不快ならば、読まない選択をするべき。」
という主張には、危ういものを感じました。
 なにを書こうと、傷つく人に問題がある。
 いやなら読むな。
…ということでしょうか。


そのブログに辟易し、
「もうこの件に関わらないようにしよう」
と思いました。
そのようにしてきました。


けれど、昨日、この動画を見て、
気持ちが変わりました。
やはり、黙っていてはいけない、と…。
障害のある子どもを、
つたないながらも、
楽しく育てて来た親として、
やはり、自分の考えを書こうと思いました。


このブログは、また、どなたかに
非難されてしまうかもしれません。
でも、思いきって、自分の思いを
書かせていただきました。
「障害を持った子供でも愛せるのか?」
と問われて、ただ黙っていたら、
長男に申し訳ないから。


最後に、もうひとことを。


>障害を持った子供でも愛せる親って
 どれぐらいいるわけ?


「はい。ここにいますよ…。^^」

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