コロナでも房総。春を見つけて歩く千葉 1泊2日のおトク旅 7 - 房総半島最南端の地(2021年2月22日/2日め)
2021年2月22日 野島崎灯台で。(千葉県南房総市白浜町)
2月22日
野島崎灯台に来ました。
ここは、房総半島最南端の岬です。
灯台のあたり一帯は、
「野島崎公園」となっており、
公園内には、厳島神社、博物館、
地魚の食堂などが点在しています。
厳島神社。道の奥に、灯台が見えています。^^
【野島崎灯台】
野島崎は、東京湾に出入りする船舶にとっては、昔からの重要ポイントでした。1866年(慶応2年)、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と結んだ「改税条約(別名・江戸条約)」によって、8ヶ所の灯台(観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、剱埼、伊王島、佐多岬、潮岬)を建設することになりました。
その条約に基づいて、はじめに建設されたのが、観音埼灯台です。つづいて野島崎灯台が、1870年1月19日に初点灯しました。日本の洋式灯台として、2番目にできた灯台ということになります。
野島崎は、南房総国定公園の中にあります。白色八角形でレンガ造りの美しい灯台は「日本の灯台50選」に選ばれていて、国の登録有形文化財にも指定されています。房総半島最南端の夕日スポットです。
野島崎灯台です。
夫は、灯台の上まで
上がりたかったみたいですが、
コロナ禍のため、
灯台も、併設されている資料館も、
閉じられていました。残念。
気をとりなおして、
野島崎公園内を歩いてみました。
灯台東側の眺望です。風が強く、波しぶきがかなりの高さまで上がるので、これ以上先には行きませんでした。
海岸線を、西に向かって歩きます。
「房総半島最南端の地」の碑
そして、南アフリカから運ばれてきたという、28トンもの巨石(黒御影石)。白浜町出身の彫刻家、太田雅典氏による巨大アートだそうです。巨額の税金を投じ、どうしてここまで運んで来たのか、何度説明を読んでも、最後まで理解できませんでしたが、まあ、アートなんですね。😅
高いところがあると、上ってみないと気がすまない人。😅😅 なぜか、てっぺんにイスが置いてあります。
「朝日と夕陽の見える岬」とありました。このイスに座って、遮るもののない太平洋を臨みます。
イス、太平洋、そして灯台。
イスのある場所から振り返ると、こんな景色が見えます。歩いている私が小さく写っています。けっこうな高さですね。^^
私も、少しだけ、小高い岩に上がってみました。
岩の上から撮った写真。太平洋が、ずうっと続いていました。^^
右側に海をながめながら、公園内をさらに歩きます。
公園の奥にある、白浜海岸美術館。だれかの別荘みたいですね。^^ ここも閉館中でした。(画像をお借りしました。)
ブロンズの「若い海女の像」。ここ白浜は、海女のまちとして有名なのだそうです。
風は強かったけれど、
日差しは暖かくて、
コートがいらないくらいでした。^^
(つづく)