MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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コロナでも上州。週末にのんびり歩く群馬 1泊2日のおトク旅 14 - 本陣から長屋門へ(2020年11月13日/1日め)

2020年11月13日 「かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠」で。(群馬県吾妻郡東吾妻町)


11月13日


「かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠」に来ています。
本陣「旅籠」まで到達したあとは、
「旅籠」の中を見学させていただきました。


繁忙期で、予約でいっぱいだった頃は、
あまりにもたくさんの人が来たため、
館内に入れるのは、
宿泊客に限定されていたこともあったそうです。


でも今は、コロナ禍で、
館内を歩くのは、私たちだけ。
宿泊客ではありませんが、
館内を自由に歩かせていただきました。


売店です。

「薬師温泉 旅籠」オリジナルの玉子せんべい。

そしてやはり「薬師温泉 旅籠」オリジナルの、日本酒。

群馬名物のひもかわうどんとくるみゆべし。


この日の夜の宴会のために、
おつまみを少し買って、
売店を出ました。


最後に、お手洗いをお借りしたら、
ここがまた、すごかった。^^


自動水栓の清潔なトイレでしたが、洗面ボウルの美しいこと。

こんな洗面ボウル、初めて見ました。


そして、帰宅後、
夫が撮った写真を見て、
ひっくり返りました。😂😂😂


殿方用のトイレにあった、手描き染付花鳥図 瀬戸焼殿方便器(明治時代)。


こ、これを、
夫は使ったのでしょうか…。
なんか、ばちがあたりそうですね。😅


さて、それでは、
駐車場まで戻ることにします。
着いたときには、ここで
お昼ごはんをいただいたのですが、
あまりに長く遊んでしまい、
気がついたら、
夕暮れに近くなっていました。


いいんですよ…。
今回は、「なにもしない旅」ですから。笑
次の場所へと急ぐ必要はありません。
時間を気にすることなく、
気ままに、のんびりと歩いた午後。
「かやぶきの郷」は、
そんな旅にぴったりの場所でした。


本陣から先の、やすらぎ館、せせらぎ館などは、宿泊客のためのエリアなので、私たちは入れません。ここから、駐車場まで戻ります。


「薬師温泉長屋門」から本陣「旅籠」まで、
延々と枕木街道を歩いてきたのですが、
帰りは、
来た時とは違う道を通ってみました。
上の図の、青い動線です。
この道は、本来、
業務用の自動車が利用しているのですが、
立ち並ぶ茅葺きの家屋を、
裏側から眺めて、楽しむことができるのです。


郷の周囲は、どちらを見ても、山ばかり。紅葉が美しくて、穏やかで柔らかな風景が続きます。

本陣を出てすぐのところにある、ポチとニャンコの家。ここで、ペットも泊まることができるようです。

「出羽の国 紺野家」まで戻りました。こちらは、玄関の反対側にあたります。裏側までぬかりなく、美しいですね。^^

南部曲がり家 木村家の裏側です。

そしてこれは、町人長屋を取り囲むように続いている、「筒描きと時代箪笥回廊」です。

この回廊の内側に、古い箪笥と筒描きがたくさん並んでいたわけです。コレクションの規模は、日本一だそうです。

夕暮れの「かやぶきの郷」です。なんだかお名残り惜しい気持ちでした。

かやぶきの郷の玄関口である、薬師温泉長屋門です。東北地方の庄屋や豪農の家を百年以上も支えてきた古材主柱に、合掌茅葺切妻造りで組み合わせて造られています。



あとで知ったのですが、
二階からは「かやぶきの郷」全体を見渡せ、
お土産も取り扱っているそうです。


次に行ったときは、
ぜひ、二階にも上がってみたいです。^^



「ごはんを食べるだけだから」
と、またまた夫にだまされて、
連れてこられた、「かやぶきの郷」。


これのどこが「ごはんだけ」なんだ…。笑
と思いますが、
楽しかったから、まあいいです。^^


さて、それでは、この日のお宿に向かいます。
ようやく、今回の目的である、
「なにもしない旅」になります(の予定)。爆


(つづく)

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