MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでもウクレレ。全盲難聴・のんたんのウクレレ発表会 4 - ボランティアさんとレッスンへ②(2020年11月15日)

2020年11月22日 タイ料理屋さんに行きました。(全盲難聴・のんたん 25歳)


11月15日


急遽決まったウクレレ発表会に向けて、
ウクレレ教室に通うことになりました。
その1回目のレッスンが、
11月1日に無事終了し、
この日は2回めのレッスンが行われました。
いらしてくださったのは、
イナガキさんとタケダさんです。


イナガキさんは、前回に続いて、
今回もいらしてくださいました。
そしてタケダさんは、
長男が小学生のときから、
20年近く、いらしてくださっていて、
これまた、大ベテランの方です。


今回もおふたり体制で、それぞれ、
前半と後半と担当していただきました。
朝は、イナガキさんが
S園に長男を迎えに行っていただき、
高田馬場で、タケダさんと合流。
3人でウクレレ教室へ。
レッスンのあと、イナガキさんは介助を終了し、
タケダさんが、長男と帰園していただく。
…という流れでお願いしました。


【イナガキさんからいただいたメールです】
朝、お迎えに行ったら、「今、お昼を食べ終わって着替え中なので、お待ちください」と先生から言われました。玄関で7、8分待っていると、のんたんが2階から降りてきました。出る前に、補聴器の電池が気になっていたようなので、両方とも新しい電池に交換しました。
豊田駅に着くまでは、先日と同じように、ダパンプのUSAを歌ったり、お馬の親子や箱根八里などの歌を歌いながら歩きました。
電車に乗っている間は、大きい声を出すのを我慢してもらい、駅名のやり取りをしたりしました。
新宿駅では、下車したところがたまたまエスカレーターの近くでしたので、乗り換えがスムーズにできました。高田馬場駅に着いた時は、エスカレーターのところまで距離がありました。が、のんたんがエスカレーターが良いと言うので、エスカレーターを利用しました。
のんたんは、私がマスクをしているか気になり、顔の辺りを触って確認していました。そして、このごろはひげを朝剃るようになったので、自分の顔で髭剃りをする位置の順番を、マスクをしたままで教えてくれました。
3時に、ウクレレ教室の前で、タケダさんとお会いしました。少し早かったので、川沿いで時間調整をして、ウクレレ教室に行きました。
のんたんは、「ルイジアナママ」を練習する事がわかっているので、ウクレレ教室に入る前から「ルイジアナママ」と言ってました。練習曲は「ルイジアナママ」と「タッチ」で、この2曲を発表会で演奏するとのことでした。
レッスンのあと、高田馬場駅まで一緒に行き、そこで別れました。
また、今週土曜日に担当させていただきます。よろしくお願いいたします。


【タケダさんからいただいたメールです】
約9ケ月振りのNOP(のんたんおでかけプロジェクト)でした。
久しぶりにお会いしたのぞみくんは変わらず、挨拶も、いつものようにきちんとあっさりとしてくれました(笑)。
ウクレレ教室の前で待っていたら、イナガキさんとのんたんがやってきました。レッスンの時間までに15分ほどあり、この日は温かかったので、他の方のご迷惑にならないよう、マンションの外で待つことにしました。
のぞみくんはわざとマスクを外しては私たちに「のぞみくん、マスク~」と言われたり、自分で「うるさい」とか、「DA PUMP」「USA」と言って、会話を楽しんでいるようすでした。声も大きくなったり、小さかったりしていましたが、マンションの外で楽しく話すことができてよかったかと思います。
ウクレレ教室では、レッスンが始まると同時に、発表会用の「ルイジアナママ」をノリノリで弾き始めていました。
前半は、先生に、「メロディを弾いてね」と言われ、繰り返し練習し、後半は、発表会と同じ曲をということで、「ルイジアナママ」と「タッチ」を続けてやっていました。
終わりの時間になっても、気持ちが乗っていたようでなかなか終わりにできず、次の人が来たことを伝えるとようやく終わりにしてくれました。
部屋を出るとすぐに、イナガキさんの手を使って、「お馬の親子」をウクレレで弾く真似をし始めました。とっても弾きたそうにしていたので、「S園で弾きましょう」と言うと、今度は突然、「箱根の山」を歌い始めました。箱根の山を、S園に戻るまで歌っていました。

帰りは少し疲れたようで、電車を待つ間も、電車に乗っても、すぐに座りたがり、椅子がなくてもお尻をおろそうとしていました(笑)。
今日は、久しぶりにのぞみくんのウクレレを聴くことができ、帰りは一緒に歌えて、楽しいひと時でした。
21日もよろしくお願いいたします。


この日は、レッスンの開始時間が
いつもより遅かったので、
S園で昼食をいただいてから出発しました。
なので、高田馬場では食事せず、
駅からウクレレ教室に直行していただきました。
レッスンが始まるまでの待ち時間を利用して、
ボランティアさんといっしょに、
長男が歌や会話を楽しんでいたようすを、
うれしく読ませていただきました。
イナガキさん、タケダさん、
どうもありがとうございました。


この日は、帰園する時間が
いつもよりも遅くなってしまうので、
S園での夕食時間に間に合いません。
なので、レッスンのあと、
長男を夕食に連れて行っていただくように
と、当初はタケダさんにお願いしてありました。


でも、S園が、
長男の夕食を取り置きして、
待っていてくださると…。^^
おかげで、教室からS園に
直行することができました。


さまざまなところで、
みなさまに支えられながら、
こうして、2回めのレッスンも、
無事に終了することができました。


(つづく)

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