コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 26 - 白河から東京へ(2020年10月27日/3日め)
2020年10月27日 東北新幹線 やまびこ220号で帰りました。
10月27日
中尊寺を後にし、
最後のお買い物スポットである、
安達太良SAに来ています。
道中の車内では、またまた、
添乗員ヨ*クラさんのレクチャーが…。
「ここでおススメのお菓子は、
まずは『喜久福』です。
冷凍品ですが、
このまま東京に持ち帰るので、問題ないですね。」
「それと、福島と言えば、
柏屋のままどおるが有名ですが、
同じ柏屋の『檸檬』。
これがまたおいしいんですよ。
「あと、知る人ぞ知る、『エキソンパイ』。
これ、数が少なくて、
近隣の人がすぐに買ってしまうので、
たいてい、売り切れです。
もしも買えたらラッキーですよ~。」
この添乗員さん、
ほんとに、食べることが好きなんですね~。爆
貴重な情報を、たくさんいただけました。
おススメに従って、喜久水庵のコーナーへ。
冷凍の餅菓子、喜久福です。ずうっと前に、職場の同僚からお土産でいただいたのを思いだしました。これ、すっごくおいしいんです。
大好きなままどおる。8月の福島家族旅行でも買いましたが…、
今回は檸檬を買ってみます。
家に帰って食べてみたのですが、大ヒットでした。次に見かけたら、絶対にまた買います。笑
ウワサのエキソンパイは、やっぱり売り切れです。残念。
集合時間になり、バスに戻ろうとしたら、またこんなところで引っかかった多動夫。「そんなもの撮ってないで、早くバスに戻らなくちゃだめでしょ。」と耳をつかんで連れ戻したのですが、後になって、有名なスポットであると知りました(ゴメン→夫)。自動販売機とコラボしたウルトラマンです。ドリンクを買ったら、目が光るそうですよ。笑(画像をお借りしました。)
そして、新白河駅に到着です。3日間を共にし、1065キロを走ってくださったドライバーさんが、手をふって、私たちを見送ってくださいました。いつも笑顔の、気さくな方でした。^^
「心もとなき日数重ねるまゝに 白河の関にかゝりて旅心定りぬ」
かつて、ここ白河を、芭蕉が訪れたんですね。
約300年の歴史がある「白河だるま」が、マスクをしていました。毎年2月に開催される「白河だるま市」は、時の白河藩主・松平定信が城下の繁栄を願い、お抱え絵師の谷文晁にだるまを描かせそれを花市で売り出したのが始まりと言われています。2021年2月の白河だるま市は、コロナ禍で、残念ながら中止になったそうです。
20時18分。やまびこ220号がやってきました。かっこいい。^^
停車時間はわずか2分。短い時間に、ツアーの参加者80名がいっせいに乗らなければなりません。そこで、添乗員さんの誘導で、奥の席の方から順番に並んで、列車が来るのを待ちました。ドアが開くと同時に、次々と乗車。立ち止まる人はいません。おかげで、2分で、全員が無理なく乗車できました。過密スケジュールをきっちりとこなす、このツアー。最後まですごい手際でした。^^
列車が動き出しました。さっそく、楽しみにしていたお弁当を開きました。安達太良SAで、添乗員さんから配られたものです。本当は、SA内で食べることになっていました。でも、お弁当はやはり車内で食べたい、ってことで、ここまで持ってきました。
初日に予約してあった幕の内弁当です。お茶付きで1080円ですが、地域共通クーポンで支払ったので、実質80円でした。中尊寺の前にある、平泉レストハウスで作ったものです。このお弁当、どのおかずもすっごくおいしい。大当たりでした。^^
さて、東北を北へ南へと移動しまくった、
今回のツアーですが、
その移動経路を、
ここでまとめておきたいと思います。
地図に落としてみて、あらためてびっくり。東北で、行かなかったのは山形県だけ。宮城県、岩手県、秋田県、青森県、福島県をすべて訪れるという、すごいルートでした。爆
バスの走行距離は、
1日め 300キロ
2日め 320キロ
3日め 445キロ
でした。
3日で1065キロですよ。笑
東北をがんがん走りまくって、
ほんとうに中身の詰まった旅でした。
そして、今回忘れてならないのが、
20000円もの地域共通クーポンを
いただいたこと。(ふたり分です)
地域共通クーポンで購入できたものの数々です。萩の月、海鮮丼弁当(2日め昼食)、佐藤養助うどん付きみのり御膳(3日め昼食)、幕の内弁当(3日め夕食)、中尊寺金色堂拝観券、秋田の地酒飲み比べセット(1日め夕食)、秋田の地ビール「田沢湖ビール」(2日め夕食)、銀河のしずく(岩手の地酒)、乾しあんず、十穀王、おかずがっこ、羽沢の南部せんべい、じゃが源2個、地酒 千代緑 重右衛門の酒(秋田県大仙市)、地酒 能代(秋田県能代市)、パティシエのりんごスティック(青森県弘前市)、比内地鶏丸鳥ガラスープの素(秋田県秋田市)、白神山地きなこ草だんご(青森県弘前市)、くるみ入りごぼうとにんにく(秋田県鹿角市)、いぶりがっこチーズビスコッティ(秋田県男鹿市)、田舎揚げ菓子(青森県西津軽郡堀内カツさんの手作り)、舞茸めしの素(秋田県鹿角市)、秋田くまってる(なぜか長野県上田市)。
こうして、2泊3日の旅が終わりました…。
今回はツアーだったので、
多動夫に振り回されることはない、
とタカをくくっておりました。
が、阪急交通の内容充実すぎるツアーは、
多動夫が企画する旅以上の忙しさでした。爆
【今回訪ねたところ】
1日め
岩手県
厳美渓
滝見だんご
岩木山(八幡平の代わり)
松尾八幡平物産館あすぴーて
宿泊:秋田県鹿角市・姫の湯
夕食:きりたんぽ鍋と陶板焼(比内地鶏、桜姫鶏、八幡平ポーク)、
鹿角産の淡雪こまち
2日め
秋田県
湯瀬温泉
道の駅ふたつい
日本キャニオン
青森県
世界遺産 白神山地(鶏頭場の池、青池、ブナ原生林)
森の物産館キョロロ
秋田県
五能線乗車(十二湖駅~深浦駅)
昼食:海鮮丼とさるなしソフト(八森いさりび温泉ハタハタ館)
道の駅 協和
宿泊:秋田県仙北市・駒ヶ岳グランドホテル
夕食:秋田錦牛と田沢湖産虹の豚しゃぶしゃぶと山の芋鍋、
鰰幽庵焼き、新米あきたこまち
3日め
秋田県
田沢湖
乳頭温泉・大釜温泉旅館
角館・武家屋敷通り
・青柳家
・石黒家
・岩橋家
・伝建群管理事務所
・河原田家
・小田野家
昼食:佐藤養助うどん付き定食(秋田ふるさと村)
岩手県
世界遺産 中尊寺
・国宝・金色堂
・経蔵
・旧覆堂
・白山神社
・白山神社能楽殿
・釈迦堂
・弁財天堂
・阿弥陀堂
・讃衡蔵(さんこうぞう)
・旧鐘楼
・大日堂
・峯薬師堂
・不動堂
・本坊表門
・本堂
・観音堂
・薬師堂
・地蔵堂
・東物見台
・弁慶堂
・月見坂
弁慶の墓
安達太良SA
2泊3日で、これだけまわったんですよ…。爆
【今回の旅でわかったこと】
①コロナ禍の中、Go To キャンペーンで
ツアーに参加すると、どんな旅になるのか?
ホテル、ツアーバス、訪問先など、
旅の要所要所で、検温と手指の消毒が繰り返され、
万全の対策を講じてありました。
不安を感じる場面はありませんでした。
②本当にオトクなのか?
絶対にオトクです。^^
このツアーの代金、ひとり67000円。
けれど、Go To キャンペーンが適用され、
さらに阪急の割引券などを利用したため、
結局のところ、実質、ひとり30300円で、
旅行ができてしまいました。
これだけの充実した内容で、
ホテルも移動費用も含まれて、
30000円ちょっとというのは、
通常ならありえない話です。
そして、地域共通クーポンをいただいたことで、
ふだん、あまりお金を使わない私たちですが、
地方の様々なものを購入でき、
それが経済の活性化につながるのだ、と、
実感しました。
地域共通クーポンのおかげで、
「そこまで行って、
そして買うことに意味がある。」
ということを、
本当の意味で教えられたと思います。
Go To キャンペーンを批判する声があるのも、
理解しています。
でも、批判だけでは、
疲弊した日本の経済を立て直せないと思うのです。
今回の旅は、
政府が補助してくれたことに深く感謝し、
そして、
私たちひとりひとりが今できることについて、
あらためて考えるきっかけになりました。
まあ、むずかしいことを言わなくても、
東北は、すばらしいところでした。
それに尽きます。^^
またぜひ行きたいと思います。
ありがとう、秋田県。
ありがとう、岩手県、青森県。^^
そして、長い連載におつきあいくださり、
皆様、ありがとうございました。
(おわり)