MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 20 - 最後は「君ちゃん」(2020年10月27日/3日め)

2020年10月27日 武家屋敷通り・女性の車夫さんがいました(秋田県仙北市)。


10月27日


角館武家屋敷通りで、
60分一本勝負にでた私たち。爆


なんとか、5軒のお屋敷を見学したものの、
実はこれ以外に、
通りがかったお店屋さんにも、
ちょこちょこと立ち寄っています。笑


いったいどうやって、
そんな時間を捻出したんだ~、
と思われるでしょうが、😅
まあ、こういうお店があったら
入らないではいられないのが、
MIYO です。爆


そんな中で撮った写真から、
武家屋敷通りにあるお店を
ご紹介します。


もろこしの店「唐土庵(もろこしあん)」


【もろこし】
秋田では知らない人がいない銘菓です。もろこしの意味は、「もろもろの菓子に越えて風味よし」だそうです。
「秋田諸越(あきたもろこし)」は、1705年(寛永2年)です。藩主佐竹候が臣下の功をねぎらうための菓子に煎米を作らせたのが始まりで、その後、煎米の粉に砂糖を加えてつくったのが、「もろこし」の起源だと考えられています。その後、「あずきの粉」を使った干菓子として、現在の形になりました。この「あずき粉」を使うという点が、秋田もろこしの大きな特徴です。


プレーンタイプのほかに、生もろこしや、落花生を使用したものなど、種類は様々です。

このお店には、試食品がたくさん置いてありました。(こんなところで食べてる余裕もあったのか!と言われそうですが。笑)

青柳家ゆかりの解体新書をモチーフにした「もろこし」。

角館桜皮細工センター


【桜皮細工】
山桜(ヤマザクラ)の樹皮を用いて作られる伝統工芸品で、樺細工とも呼ばれます。全国でも秋田県・角館(かくのだて)だけに受け継がれている技術です。桜の木の皮を使った製品は、正倉院の御物にも見られ、山桜の美しさは万葉集や源氏物語でも賞賛されています。


桜皮細工の茶筒(画像をお借りしました。)

地酒の店「樹の下や よしなり」。民芸品、地元菓子、稲庭うどんなども、各種取り揃えています。

「安藤醸造」。醤油、味噌、漬物のお店です。お味噌を買いたかったけれど、8月に福島で買ったものがまだあるので、今回は断念しました。


そして、忘れてならない、稲庭うどんのお店。


「佐藤養助 角館店」。老舗中の老舗ですね。

外観も味がある、「古泉洞」。

古泉洞の隣りにある甘味処、「桜の里」。武家屋敷通りで、唯一、行列ができていたお店です。角館で一番に始めた「元祖比内地鶏親子丼」が絶品だそうです。 


「桜の里」の親子丼、
食べてみたかったなあ…。
でも、お客さんがいっぱいのお店に
行列に並んで入る時間がなかったからこそ、
「感染の危険度を低くできた」
のかもしれません。
次に来たときは、ぜひ入りたいお店です。


そして、バス駐車場の隣りにある、「君ちゃん」。添乗員さんお勧めの、いぶりがっこがおいしいお店ですが、実はここ、本来は地酒とお土産のお店です。

お店の前には、たくさんの地酒が並べてあって、試飲させていただけます

人力車のお店、「角館絆屋」。15分3000円からだそうです(ふたり分)。

武家屋敷通りをさっそうと走る、女性の車夫さん。かっこいい。^^

江戸時代の風景がそのままの、武家屋敷通り。60分だったけど、楽しかったです。

必死で走って、3分前にバス駐車場に戻りました。ぎりぎりセーフで、バスに向かってさらに走ります。


…と、ここで、夫の足が止まりました。


「オレ、やっぱ、『君ちゃん』に戻るよ。
 ちょっとだけ、地酒の試飲して来るから。」


あ~、やっぱり。
そう言うと思ったよ…。
はいはい。どうぞお好きなように。


「言っとくけど、あと3分だからね。
 時間に遅れたら、
 みんなに迷惑かけるんだからね。」


「君ちゃん」に戻る夫。
私は、そのままバスに向かいました。
当然ながら、私たち以外は、
もう全員そろってます。
やばい…。汗


念のため、バス乗車口の前に立ち、
「私たち来てますから」
とアピールする私。笑
ああ、恥ずかしい。


早くしなさいよ。怒
あと2分だからね…。


じりじりとした気持ちで、
さらに待つこと、約1分。
集合時間ぎりぎりになって、
夫が悠々とした足取りで戻ってきました。


「ふたつも試飲させてもらったよ。😄😄」


満足げに言い放つ夫。爆
まあ、こうなると思ってましたが…。


そして集合時間ジャスト。
なにごともなかったかのように、
バスは出発したのでした。



(つづく)

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