全盲難聴・のんたん S園・秋のバザーと「カナン」(2020年10月9日)
2020年10月9日 「カナン」でお昼ごはん。
10月9日
滋賀県旅日記を連載している最中でしたが、
この日は、S園で秋のバザーが開催され、
長男に会ってきました。
長男に会うのは、8月の夏休み以来、
2か月ぶりです。
朝7時に自宅を出発し、
夫の運転でS園へ向かいました。
まずは、S園まで長男を迎えに行き、
その後、いっしょにバザー会場まで行きます。
車で待っていると、雨の中、夫が、長男といっしょに戻ってきました。2か月ぶりの御対面です。😊
例年のバザーは、
S園の前の公園を借り切って開催しています。
が、コロナ禍ということで、
今年は、実施形態が大幅に変更されました。
まず、開催場所は、公園ではなく、
「旧伊勢丹倉庫」に。
そして、園生向け(9日)と
一般の方々向け(11日)とで、
開催日を2日間に分けました。
運営する方々のご苦労は、
たいへんだったと思います。
今年の開催については、保護者会でも、
今年は中止にしては、という声がありました。
けれどバザーは、園生の貴重な楽しみです。
そして、近隣の方々にS園を理解していただくための、
たいせつな機会でもあります。
「対策をしっかり講じて実施する」
という、S園としてのゆるぎない考えで、
実施にこぎつけたと思っています。
旧伊勢丹倉庫に到着しました。デパートの倉庫だっただけあって、広いスペースです。
入り口は、写真奥の一か所だけ。こちらで、検温と手指消毒を行って入場します。(画像をお借りしました)
こちらは古本コーナーです。
おでんの販売も行われました。(画像をお借りしました)
「マスク」が入場のルールだったのですが、
長男、うっかりマスクを忘れて
来てしまいました。
が、入り口にはマスクが保管されていて、
長男も一枚いただき、
入場することができました。
コロナが始まって以降、
S園では、たくさんの方々から、
マスクの寄付をいただいたそうです。
このマスクも、おそらく、
寄付していただいたものだと思います。
ていねいに作られた、手作りマスク。ゾウさんのイラストがいいですね。^^
すてきでしょう?^^
マスクは、このあと家に持ち帰りました。
洗濯して、長男の引き出しに
しまってあります。
これからも、たいせつに
使わせていただきます。
作ってくださった方、
ありがとうございました。^^
平日だし、園生と家族だけのためのバザーだったので、入場者は少なく、ゆっくりとお買い物できました。
バザーの次は、お昼ごはんです。久しぶりに、「カナン」に行ってみることにしました。
「キッチン&カフェ カナン」です。ここは、障害者のための作業所で、S園が運営しています。
こんなにいっぱい、メニューがあるんですよ。入り口で選んで、食券を買うシステムです。
日替わりのランチセットは、パッドでご案内。すごい~。^^
店内です。まだ11時すぎなので、お客は私たちだけでした。
作業所として運営するレストランなのに、
素人らしくなく、
広い! そして、オシャレ!
…と思いませんか?
実はこの建物、もともとは、
某メーカーの保養所だったのです。
S園は、8年前に、
この建物をそっくり買い取って、
1階を障害者作業所としての、
レストランにしてしまいました。
2階は、小規模作業所として、
手すき紙作りなどを行っています。
保養所が、作業所に変身ですよ。
ほんと、S園、
やることがすごいです。^^
一番奥の席で、くつろぐ長男。
「本日のスペシャルランチ(ドリンクバー付き)」をいただきました。ドリンクバーがついて、780円です。野菜、きのこ、豚肉の卵炒め、オクラのキノコ和え、スープ、フルーツ(柿)。箸袋は、たぶん、2階の作業所での手作りだと思います。一回で捨ててしまうのがもったいないくらい、きれいな箸袋でした。
卵炒めは、量がたっぷりで、おいしかったです。^^
バザーのあと、
夫が、いったんS園に戻り、
長男のお弁当をもらってきてくれました。
これもいっしょに、
みんなでいただきました。
やきそば、お好み焼き、焼き鳥、たこ焼き、ブロッコリー、トマト。いつもならバザーの屋台で食べるものを、そのままお弁当にしてくださっていました。
「じぶんでたべるよ!」と言って、がんばっていました。^^
ほめてほしくて、私の方に首をかしげる長男。笑
あいにくの雨もようでしたが、
会場が屋内だったので、
困ることもなく、
楽しくお買い物ができました。
私も、今年は特に応援しなくちゃ、と
6000円も買いましたよ。笑
車の中がいっぱいになりました。
なんたって、セリーヌのストッキングが、
1足50円ですからね。
安すぎです。笑
(つづく)