MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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コロナでも滋賀県。湖の国(うみのくに)を歩く、3泊4日のおトク旅 3 - 国宝犬山城から木曽川を眺める(2020年9月22日/1日め)

2020年9月22日 国宝犬山城で、木曽川と犬山橋を臨んで。


9月22日


たくさんの屋台料理がひしめく、
「本町通り」を、
お城に向かって歩きました。
通りの終わりまで歩くと、
そこはもう、「犬山城」です。


【犬山城】
豊臣秀吉が生まれた天文6年(1537)、織田信長の叔父である織田信康によって創建されました。現存する、日本最古の木造天守です。元和3(1617)年に、尾張徳川家の付家老・成瀬正成が城主となり、成瀬家が代々受け継いできました。明治維新で廃城の危機に陥りましたが、幸いにも国の管轄となり、天守以外の門はお寺などに買い取られました。明治24(1891)年の濃尾大地震で天守が半壊。その後、明治28(1895)年に、修理を条件として再び成瀬家に譲与されました。
日本で最後まで個人(成瀬家)が所有していた城でしたが、2004年(平成16年)4月1日付けで、財団法人犬山城白帝文庫(現在は公益財団法人)に移管されました。


まずは、三光稲荷神社の鳥居を抜けていきます。城山の麓に位置する、歴史ある神社です。

本殿東側には、朱塗りの鳥居約20余基が連なっています。鮮やかな朱色のトンネルです。

そして城へと続く、大手道を上りました。

大手道を登り切ると、天守への入口、鉄門(くろがねもん)に到着です。

ここで、手の消毒と検温を行います。この日は、天守入場まで30分待ちとのことでした。

検温・消毒をクリアし、鉄門の反対側に出ました。

とたんに、天守が目の前に出現します!

美しいですね。^^ みなさん、マスクをつけ、間隔をあけて、お行儀よく並んでいます。日本人、すばらしいです。

今から、あのてっぺんまで行きますよ。^^


天守には、南側から入場します。
連休の最終日だったので、
まずまずの人出だったようで、
入場まで30分待ちでした。


私は、列に並んで待っていたのですが、
多動夫は、相変わらず、
ひとりで勝手にウロウロしています。
いつのまにやら、「大杉様」まで行き、
ちゃっかり写真まで撮ってきました。爆


【神木・大杉様】
天守の東方にある、櫓に囲まれた杉の木です。築城以前からあり、天守より大きかったと言われる巨木です。が、伊勢湾台風の際、落雷を受け、枯れてしまいました。それ以降、地元の住民は、杉の木が犬山城の身代わりになってくれたとして、しめ縄で飾り、祀っています。


夫が勝手に撮ってきた、大杉様。


さて、いよいよ天守に入ります。
天守は、地上4階、地下2階(石垣内部)、
高さ19mの建物です。
入口で靴を脱ぎ、
地下2階部分にあたる場所から、
最上階を目指します。


かなり急な階段。手すりにつかまりながら、慎重に上りました。

地下2階部分から、どんどん上がっていきます。

犬山城には、築城当時の木材が多く残されています。歴史が染み込んだ古木材は、深みのある色合いを醸し出していました。

3階の窓からのぞいた景色。流れているのは、木曽川です。

ようやく、最上階(4階)に来ました。外に出てみます。

木曽川のおおらかな流れが、心地よいですね。

最上階では、天守をぐるりと一周することができます。360度の絶景に感動。^^ さっきくぐり抜けた鉄門(くろがねもん)も見えました。

空気が澄んでいて、さわやかな秋の午後です。


入り口で脱いだ靴を、ビニール袋に入れ、
それをずっと手に持って、
急な階段を上がり続けるのは、
ちょっと煩わしい思いでした。


でも、最上階からの眺望で、
そんなことは帳消しです。^^
美しい犬山城。
おおらかな木曽川。
心地よい、秋の風が吹いていました。


(つづく)

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