MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも滋賀県。湖の国(うみのくに)を歩く、3泊4日のおトク旅 1 - 犬山城下町(2020年9月22日/1日め)

2020年9月22日 愛知県犬山市・犬山城(国宝)で。


みなさまこんにちは。^^
ようやく旅行から戻りました。
今回も、過酷な旅でした…。😂😂


ブログの旅日記を書こうと思うものの、
なかなかスタートできませんでした。
いったん始まると、
またすごぉく長い連載になりそうで。笑
加えて、夫が撮った写真ときたら、
たった4日なのに、
1000枚近くあるんです。
これ、いったいどうすればいいんだろ、と
途方に暮れております。


とはいえ、ブログに掲載するのは、
大切なアルバムとして残しておきたいから。
とりあえず書き始め、
展開は、書きながら考えればいいや~、
ってことで、
えいやっと重い腰をあげ、
今日から連載をスタートすることにしました。
どうぞよろしくおつきあいください。^^


さて、「お兄さん」から、
「水戸黄門の諸国漫遊記みたい」
と言われた、私たち。爆
たしかに、


 6月 伊豆高原・下田
 7月 富山高岡・石川金沢・山代温泉
 8月 福島裏磐梯・喜多方

 9月 愛知犬山・滋賀県


…と、気がつくと、毎月、
日本のどこかをうろついてる、私たち。
今回の旅の目的地は、滋賀県です。


滋賀県って、なにがあるんだろ。
そうそう、琵琶湖だ。
…ってくらいで、
私、なにも知りませんでした。汗


でも、実際に歩いてみると、
コレがおもしろいんですよね。^^
琵琶湖があるために、
湖の国(うみのくに)と呼ばれていることも、
今回初めて知りました。


わずか4日間の滞在でしたが、
私たちが垣間見た滋賀県の、
ほんの小さな旅日記を、
書いていきたいと思います。


9月22日


まずは、旅の一日め。
朝6時半に自宅を出発しました。
今回は、夫がひとりで運転します。
滋賀県までは長いので、
休憩がてら、少し手前で観光を入れよう、
ということで、
夫が選んだ場所は、
愛知県犬山市
でした。


私は、車中で爆睡していましたが、
目が覚めたら犬山市内を走っておりました。笑
そのまま、「犬山城下町」へと向かいます。
城郭構造を残した風情ある町並みで
知られているところです。


【犬山城下町】
犬山城の創建に伴い、もともとあった町を整備して作られました。商人や職人の同業者を近くに住まわせて、町の発展を促したとされ、鍛冶屋町・魚屋町などの町名に名残が見られます。また、町の中央部に町人町を置き、それを囲むように侍町を配置したほか、城下町の外周を木戸や堀、土塁等で取り囲む総構えの城下町として守りを固めていました。現在も江戸時代と変わらない町割り(町の区画)がそのまま残り、江戸から昭和までの歴史的な建造物が立ち並びます。


駐車場に車を停めて、数分歩くと、
古い町並みが視界に飛び込んできました。


こんな通りが、ずうっと奥まで続いています。楽しい。^^

どんでん館。「犬山祭」で曳かれる車山(やま=だしのこと)を4輌展示しています。

旧磯部家住宅。古そうな家屋です。入場無料だったので、入ってみました。

【旧磯部家住宅】
江戸期の建築様式を持つ木造家屋。主屋は幕末に建てられたと伝わっています。緩やかなふくらみのある「起り屋根(むくりやね)」が、犬山市内の町家で唯一現存しており、正面は2階建て、裏は平屋の「バンコ二階」と呼ばれる造りになっています。この家屋では、江戸期から呉服商を営んできました。敷地は間口が狭く、奥行きが広い「ウナギの寝床」のようで、中庭、裏座敷、土蔵などもあります。


入り口を入ると、左手は、呉服の商いをしていた板の間でした。

その奥は、帳場です。

天井が高いですね。2階部分が見えます。

間口が狭く、奥行きが広い、「ウナギの寝床」そのものです。当時、これは節税対策でした。

家具置き場の次にはかまど。そして五右衛門風呂へと続きます。

台所から入り口の方を振り返ってみると、こんな感じです。ほんと、細長~いつくりです。^^

二階に上がることもできました。二階は天井が低く、正面側のみ部屋が造られ、背面側は屋根裏になっています。このような造りを、犬山では「バンコ二階」と呼んでいるそうです。

その細長い通路(写真中央)を抜けると、りっぱな座敷が設えてあります。

廊下北側には渡り廊があり、客用の便所と裏座敷に通じています。廊下の壁は赤く、「弁柄色の赤壁」と呼ばれています。

そしていちばん奥が土蔵です。土蔵の外壁は、目地の漆喰がかまぼこ状に盛り上がる「なまこ壁」という工法で仕上げられています。正面は黒漆喰塗り、北側は瓦を使用しています。


この家屋、
今は市が管理しているそうですが、
きれいに保存されていて、
内部をじっくりと見せていただけました。


最後に、係員の方から、
「屋根を見て行ってくださいね。」
と言われました。


屋根にご注目ください。かまぼこ状にふくらみを持たせた「起り屋根(むくりやね)」になっています。犬山で残っているのは、ここだけだそうです。

このあとも、まるで映画のセットのような、
古い町並みが延々と続きます。
でも、金沢のひがし茶屋街と比べると、
ちょっと違う雰囲気。
次回は、そのあたりをご紹介します。


(つづく)

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