全盲難聴・のんたん 松山日記 4 - パセラ御徒町店で肉極みコース(2020年1月12日)
2020年1月12日 「カラオケパセラ御徒町店」で。(全盲難聴・のんたん 24歳)
1月12日
松山での法事を終えて、
その日の夜の飛行機で、
東京の自宅に戻りました。
翌12日、長男は、
S園に戻ることになっていました。
その前に、せっかく帰宅したので、
長男の大好きなカラオケに、
一家で行くことにしました。
この日にでかけたのは、
「カラオケパセラ 御徒町店」
です。
パセラは、ちょっとお高いのですが、
他のカラオケ屋さんとは一線を画していて、
お部屋はきれいだし、
お料理も豪華なので、
我が家のお気に入りです。
ただし、割引券があるときしか
利用しないんですけど。笑
お料理は、
「肉極みコース」
というのにしてみました。
10人くらいは入れそうな、広いお部屋に通していただきました。MIYOのパシュミナスカーフは、ベトナムのお土産に、タムさんからいただいたものです。^^
ヤンキースタジアム
これは、コースに含まれていないメニューです。ホットペッパーに掲載されていたプレゼント券を出してみたら、OKとのことで、プレゼントしていただきました。^^
お肉冷菜2種盛り合わせ(ストリップロインのローストビーフとハーブチキンロール)
ガーリックトースト
豚皮入りチョレギサラダ
低温調理で仕上げたお肉3種盛り合わせ
(大山鶏のフリット&ロースト、三元豚肩ロースのグリル、牛フィレのロースト)
ここで、本当は、
「しらすと高菜のガーリックライス」
を出していただくはずなのですが…。
予約時に「記念日での利用」と言ってあったため、
「お祝い料理」にグレードアップされていました。
せっかくなので、「のぞみ」の名前のプレートも
つけていただきました。
(記念日の内容をお伝えしていなかったので、
お誕生日のプレートになっていますが、
のぞみのお誕生日ではありません。^^)
パセラさん、ありがとうございました。
しらすと高菜のガーリックライスにローストビーフ盛りの、お祝いメニュー。お店からのプレゼントです。
デザートは、チョコレートロールケーキ。
食べるだけでなく、もちろん今日も歌います。^^
長男は、MIYOといっしょにペク・ジヨンをデュエット。
おとうさんとも歌います。
見てください。このうれしそうな顔!笑
こういう顔を見ると、
連れてきてよかったなあ…って、
思うんですよね…。^^
3時間、歌い放題、飲み放題で、
こーんな豪華なコース料理がついて、
ひとり5000円。
全部で20000円でした。
でも、某サイトの覆面モニターだったので、
あとで、半額、戻ってきました。^^
パセラには、もう何度も来ていますが、
毎回、お料理がすばらしいのです。
今回も、期待を裏切ることなく、
おいしいお料理とプレゼントに、
大満足でした。^^
3時間、4人で歌いまくったあと、
午後2時過ぎ、
カラオケ屋さんまで迎えに来てくださった、
ボランティアのキドノさんといっしょに、
長男はS園に戻って行きました。
楽しい、3日間でした。^^
カラオケ屋さんのロビーまで、キドノさんが迎えに来てくれました。
【キドノさんからいただいたメールです】
御徒町駅までは、「猫ごめんなさい」と歌っていましたが、電車に乗るとICレコーダーを取り出し、電池を替えようとしたので、中央線に乗ってからにするよう促し、山手線では我慢してもらいました。中央線に乗るなり、電池を換えて、スピーカーからの音を聞いていました。音は小さく、周りには聞こえないので、そのまま聞いて過ごしました。豊田駅からS園までも無口で、話しかけてもあまり返事がないまま歩きました。
パラパラと雨が降ってぎしたが、傘をさすほどではなかったので、フードをかぶってもらいました。
今回の帰宅では、来るときも帰るときも、
キドノさんにいらしていただきました。
おかげさまで、私たちがS園まで
行かずにすみ、とてもたすかりました。
キドノさん、寒い中、
どうもありがとうございました。
さて…。
カラオケパセラさんですが、
たまたま今日、メールが来て、
緊急事態宣言のあった日から、
5月6日まで、
全店舗で休業しているそうです。
休業補償とかなんとか言わなくても、
休むところは休むんだなあ…。
その潔さは、大手だからこそ、
なのかもしれません。
けれど、なんとなく、
「飲食業としての経営理念」のようなものを、
このごろ考えるようになりました。
飲食業は、「顧客においしい食事を提供する」
という役割があるわけですが、
それだけではなく、
「広く一般の人々の健康に配慮する」
という社会的責任もあるのではないか、と。
テレビで、ある居酒屋のオーナーが、
「休業? やりますよ。
その分、補償してくれるんならね。」
と、横柄な態度で話しているのを見て、
ちょっと残念な気持ちでした。
経営を続ける権利は、もちろんあるのでしょう。
けれど、ほんのわずかでも、
「社会的責任」というものも、考えてほしいな、と。
「お客さんが、そのお店を利用したために、
コロナに感染してしまった…」
という可能性だって、あるわけですから。