MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは21歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。

のんたんの冬休み-36 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 障害者いじめ(3日目)

2017年12月26日 「蓮の花」でお腹いっぱい食べて、ホテルに戻りました。さすがに疲れたようで、お風呂にもはいらず、寝てしまいました。(全盲難聴・のんたん 22歳)



「蓮の花」で料理の注文を終え、
料理が運ばれてくるのを待つ間、
ティンさんは帰らず、私たちとおしゃべりをしていました。
そのときに、ティンさんから聞いた、忘れられない話がありました。


それは、
「障害のある人が、団体ツアーに参加するということ」
についての話でした。


「ときどき、障害のある人が、
 ツアーの人たちといっしょにベトナムに来ます。
 すると、他のツアーのお客さんが、
 その人のことを、ひどくいじめることがあります。」


障害があると、どうしていじめられるのか、よくわかりません。
「足手まといだ。」と思われてしまうのでしょうか。


「あまりにいじめがひどいので、
 その人は、最後には泣き出して、
 ツアーの途中で、
 『もう、ここで旅行をやめて、国に帰ります。』
 と言いだしました。
 今まで、そんなことが、3回ありました。」
「ぼくはね。とても、悲しかったです。」


これは、日本人のツアーの話ではありません。
近年、世界中を闊歩し、爆買いしている、
*国からのツアーでの出来事なのだそうです。


びっくりするような話でした。
私たちは、障害のある長男を連れて、
世界中、どこにでも行ってしまうのですが、
障害を理由に、心ない対応をされたことは、一度もありません。
日本人からも。日本人以外の方々からも。


「日本では、そんなことは考えられないですよ。
 ハロン湾のツアーでも、みなさん、いい方ばかりでしたよね。」


そう言いながら、私は、
何年も前に、私たちが中国で体験したことを、思い出していました。


(つづく)

のんたんの冬休み-35 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 「蓮の花」でベトナム料理(3日目)

2017年12月26日 ベトナム料理店「蓮の花」で、ティンさんといっしょに。(全盲難聴・のんたん 22歳)



7時前になり、夫が帰ってきました。
「ティンさん、本当に来てくれるかねぇ?」
などと話しながら、ホテルのロビーで待っていましたが、
7時を過ぎても、ティンさんは姿を表わしません。


ホテルの外に出て、道路を見渡しました。
まだのようです。


そのまま、ホテルの前に、ひとりで立ち尽くしていると、
あっ
来ました!。


7時5分に、通勤用のバイクにまたがって、ティンさんが現われました。
ふたりで目が合って、おもわずいっしょに笑いあいました。


そう。実は、その頃には、もう気がついていたのですが。
ティンさんは、なぜか必ず、
待ち合わせ時間に5分遅れてやってくるのです。


あら~ また、5分遅れてやってきた。
時間どおりだわ~


などと、わけのわからないことを、ひとりでつぶやいていた、私です。


私たち4人はタクシーに乗り、
そのタクシーを、ティンさんがバイクで追いかけるようにして、
みんなでレストランに向かいました。


Sens Sanh (蓮の花)


Sens Sanh ([蓮の花」は、ベトナム料理のお店ですが、
そのへんの食堂で食べる料理とは、一線を画した、
高級料理店のようでした。


注文を手伝ってくるティンさんと。


ティンさんは、私たちの注文を通訳してくれましたが、
注文を終えると、そのまま帰っていってしまいました。
「いっしょに食べましょう。」
と誘ったのですが、
「奥さんが待っているので。」と。^^


お料理が来るまで、ティンさんとおしゃべり。母の手をさわって、甘える長男。^^


やっぱり、母と手をつなぐ、長男(笑)。


フォーが来ましたが、長男はそれでも、母の右腕に手を置いたまま。母は食べづらいです(苦笑)。


「食べるときは、手を離してね」と、長男の手をどけると、今度は母にぴっとりとくっついていました(笑)。


大好きなえびせんべいをほおばる長男。この日も、ベトナムワインを注文しました。


私たちが注文したのは、フルコースの料理で、
いつものように、3人分だけです。
残すのがいやなので、私たちはいつも、
ひとり分、少なめに注文するようにしています。


なので、お料理は、3人分だけのはず。
なのに、すごい量です・・・。
4人でいっしょうけんめい食べましたが、
またまた今回も、食べきれずに残ってしまいました。


鶏肉のフォー


生春巻き


えびせんべい


牛肉の煮込み料理とポテト


ベトナム風チャーハン


青菜の炒め物


豚肉の煮込み料理


デザートのスイカ。サービスで、4きれ出していただきました。^^


えびせんべいを独り占めしそうな長男。^^


この日は、ワイングラスで、お水も飲めました。


食後のベトナムコーヒー


この日のお会計は、全部で15000円くらいでした。
ちょっと高かったですが、
娘のライフカードのおかげで、5%引きになるので、
助かります。^^


(つづく)

のんたんの冬休み-34 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - ちょっと休憩。(3日目)

2017年12月26日 ボイスレコーダー、大好き。その日の録音を聴きなおして、今日一日を思い出しています。(全盲難聴・のんたん 22歳)


夕方、まだ早い時間に、ハノイのホテルに戻ってきました。
職場に戻るティンさんとは、ここでいったん、お別れです。
でも、ティンさん、あとでまたホテルまで来てくれるとのこと。


「これから会社で仕事をして、
 家に帰る途中で、また来ます。」と。
あまりにもよくしてくださるので、なんだか申し訳ないくらいでした。


「自分たちで、タクシーで行きますから、いいですよ。」
と言ってみたのですが、
「だいじょうぶよ。」
と、笑って、ティンさんは帰っていきました。


ティンさんと約束した時間は、夜7時だったので、
まだ2時間くらいあります。


「もう、わずか2時間くらいなんだから、
 ホテルの部屋で休みたい。」
と言う私と娘。


午前中、2時間も舟に乗り(私たちが漕いだわけではありませんが)、
その後、ホアルー観光で歩き回り、
今日はもう、十分でしょう、という気持ちでした。
ところが。


「2時間も部屋にいるなんて、もったいない。
 市内をあちこち歩きたい。」
と言う、多動夫。
ほんの少しもじっとしていない、
その多動ぶりには、いつもあきれます。


ということで、夫はひとりで街にでかけることになりました。
私たち3人は、室内うだうだ組です。(笑)


実は長女。
3月の卒業を前に、当時は卒論作成の真っ最中でした。
なんと、ベトナムにまで、ラップトップを持参していて、
夜はいつも、ホテルの部屋で、毎日数時間、卒論を書いておりました。


「あー この2時間で、少しは書ける。」
長女はほっとしています。
早速、ベッドの上でPCを広げて、書き始めました。



私たちの部屋にやってきた長男も、ベッドに寝転んで、
大好きなボイスレコーダーを聞いています。



私も、自分のベッドに寝転んで、
持参してきた文庫本を読み始めました。


自宅を夜明け前に出発してから、3日間。
ずっと、休みなく、走り続けてきました。
たまには、こんな休憩も必要ですよね。
あー らくちん、らくちん。^^


「知らぬアホウが、起きてでかける・・・」
と、つい、つぶやいてしまいました。(苦笑)


その2時間で、町をうろうろした夫が撮った写真です。別に、たいしたものは見なかったようです(爆)。
なにしろ「多動夫」なので、「とにかく歩き回りたい。」という気持ちがいちばんみたいです。

街は、帰宅する人たちのバイクでいっぱいです。


(つづく)

のんたんの冬休み-33 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - おじいさんと水牛(3日目)

2017年12月26日 古都ホアルー。水牛に乗ったおじいちゃんといっしょに。(のんたんとあみちゃん 22歳)



遺跡の見学を終えて、車に戻る途中、
水牛さんに会いました。
観光客を乗せる、水牛です。
一緒に写真を撮ることもできるそうです。


観光用に乗せる馬だとか、ラクダだとか、象だとかは、
私たちもこれまでに乗ってきましたが、
観光用の水牛というのは、初めてです。


ちょっと珍しいな、と思い、撮ってみました。
撮影料は、10000ドン。約50円ですね。^^
このおじいさん、毎日、この水牛と一緒に立っているだけで、
お金が稼げる(笑)。
なかなかすてきです。^^



ところで、三日目に参加した、この、
「ホアルー観光・チャンアン川下りとニンビンランチ付き」
という、ハノイからの日帰りツアー。
内容が充実していて、とても楽しいプランでしたが、
日本に居ながらにして、
ネットで申し込むことができます。
価格は、ひとり92ドル。


私は、「ホアルー観光」はどうでもよかったのですが(苦笑)、
「川下り」の方に惹かれてしまいました。
これなら、長男が楽しめる、と思ったからです。


夫は、「今すぐに申し込みたい。」と言い出したのですが、
「待って。
 現地で申し込んだほうが、
 きっと安いに決まってるから。」
と言って、なんとか思いとどまらせました。


その後、ベトナムに到着してすぐに、ティンさんを通じて申し込みました。
このときに、価格交渉でねばった結果(笑)、
ひとり75ドルまで値下げしてもらえました。^^
家族4人だと、68ドルも安くなります。
この差は大きいです。^^
たまたま、私たち4人だけのツアーだったので、
自分達のペースでゆっくりとまわることができたのも、ラッキーでした。
ハノイに行く方は、このツアー、お勧めだと思います。



駐車場で待っていた、「おかかえ自動車」に乗り、
ハノイへの帰路につきました。
長男は、早速、今日録音したものを、
ボイスレコーダーで聴いて楽しんでいます。
車の中では、wifiが使えるようになっていたので、
私たち3人は、思い思いにネットを楽しんでいました。


すると、ティンさんから、またも、
「晩ごはん、どうしますか?
 どこか行きたいですか?」
と聞かれました。


レストランについては、私たちも、
事前にいろいろと、情報を調べてありました。
だから、当てがなかったわけではありません。
でも、ティンさんが勧めてくれるお店なら、
きっといいところに決まっています。


この日の夕食に、と、ティンさんが紹介してくれたのは、
Sens Sanh という、ベトナム料理のお店でした。
(「蓮の花」という意味だそうです。)
ハノイに着いてからずっと、
毎日、毎日、すごいごちそうが続いて、ばちがあたりそうです。^^


(つづく)

のんたんの冬休み-32 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - ディン・ティエン・ホアン廟(3日目)

2017年12月26日 古都ホアルー。ディン・ティエン・ホアン廟で。(のんたんとあみちゃん 22歳)



ディン・ティエン・ホアン廟


初代皇帝のディン・ティエン・ホアンを祀った廟は、
ホアルーの中でも一番の見所です。


廟の入り口をくぐると、位牌が祀られており、
奥には、ディン・ティアン・ホアン帝の像や重臣の像も見ることができます。
建築物の細かい彫刻や装飾の美しさや繊細さから、
当時の皇帝の権力の大きさがうかがえます。


廟の門を入る、長男と私。足並みがぴったりとそろっています。^^

ティンさんといっしょに。


ホアルー観光はここまでです。
ようやく、今日一日のスケジュールが終わりました。
川下りから始まり、充実の一日でした。
あとは、車に乗って、ハノイへ戻るだけです。^^


(つづく)