MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 27 - 小樽運河クルーズ① 貸し切りボートで出発(2021年6月28日/4日め)

2021年6月28日 小樽運河でお舟に乗りました。(北海道小樽市)


6月28日


小樽に来ています。


着いたときには、まだ閉まっていた、運河クルーズ チケット販売所。

10時半を過ぎて行ってみたら、開いていました。中はこんな感じです。クルーズの第一便は、11時に出発するとのこと。早速申し込みました。

料金は、ひとり1500円です。

出発時間まで、まだ15分くらいあったので、販売所に貼ってあったポスターを見て過ごしました。「北海道の心臓と呼ばれたまち、小樽」とありました。


最近、「ゴールデンカムイ」を見始めました。
以前から見たいと思っていたのですが、
「今、GYAOでやってるよ。」
と夫が教えてくれ、
GYAO初体験で見ています。^^
往時の、にぎわっていた小樽が
いきいきと描かれていて、
とてもおもしろいです。


GYAOで、無料で読めますよ…。


この、小樽。
かつて、北日本随一の商都として発展し、
そして斜陽へと転じた街なのだそうです。
その街が、
現在の観光都市として再生したのは、
小樽市民の努力よるものだったそうです。


さて、時間になりました。中央橋のたもとにある乗船場に案内されました。

あーやっぱり、ついさっき中央橋の上から眺めた、あの舟でした。笑

「それでは、救命具をお腹に巻いてくださいね~。」

いやだけど、しかたなくつけました。でも、MIYOはパンパンの救命具が、長女がつけるとたれさがってますね…。😅 こんな写真撮るなよ…。(→夫)


「MIYOちゃんだって、
 昔は長女と同じくらいに痩せてたよ?」


それは言い過ぎだろ…。
私の人生で、
長女みたいに痩せてた頃なんて、
ないよ…。


と思ってたら、
最近、掃除してて見つかった、古い写真。
写真撮ったことも忘れてましたが、
これ誰?って思うくらい、
痩せてました。🤣🤣


25歳の誕生日に、夫が送ってくれた花束を抱いて。当時夫は、ヨルダンに赴任(2年)していて、遠距離恋愛してました。まだ、結婚する前の話です。(1984年7月)


ここで人生が終わっていれば、
こんなに太らなかったのにな…。😂😂


さて、ボートに乗ります。ざっと数えると、32人乗りのようです。

いちばん前に座りましたよ。^^

運河の向こうに、さきほど訪れた「運河館」の屋根が見えました。

小樽運河クルーズのコースマップです。中央橋から出発し、まずは月見橋から海にでます。小樽港をくるっと回ったあと、ふたたび運河にもどり、運河の北端から南端まで、くまなくめぐります。約40分のコースです。

「それでは出発しまあす。」このときのキャプテンは女性の方でした。運行中、ガイドもしてくださいます。


え…。
もう出発ですか…?
乗ってるの、私たちだけなんですけど。😅
コロナで、ほんとうに、
観光客がいないんですね…。


私たちが来なければ、
出航しなくてすんだのにな。
…と思うと、
なんだか申し訳ない気持ちでした。


小樽運河クルーズは、
小樽観光の目玉です。
本当なら、もっとたくさんの乗船客で
ひしめきあっているはずなんですが、
このときの舟は、なんと、
私たち家族の貸し切りでした。


さて、出発です。前方には、北運河のすばらしい景色が見わたせました。

クルーズでは、美しい風景を楽しめるだけでなく、歴史的建造物をいくつも見ることができます。

右手に月見橋が見えました。ボートはこの下をくぐり抜けて、海へ。小樽港を遊覧します。


運河をちょろっと走るだけだと
思っていたのですが、
海にまで行ってくれるんですね…。


いいお天気で、風は気持ちいいし。
なんか、ワクワクしてきました。^^


(つづく)

コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 26 - 札幌から小樽へ(2021年6月28日/4日め)

2021年6月28日 小樽運河・中央橋で。(北海道小樽市)


6月28日


北海道旅行4日めの朝です。
とうとう最終日になりました。


ホテルの窓から見える風景。つい先月、同じホテルに2週間滞在し、同じ景色を見て来たので、なつかしいです。^^


いつものように、
お部屋に備え付けのマシンで
コーヒーを淹れ、コンビニのパンで
朝ごはんをいただきます。


ホテルのレストランでは、こんなすてきな朝ごはんがいただけるようなのですが、ひとり2000円もするので(笑)、結局一回も利用しませんでした。😅


そして、チェックアウトを済ませ、
荷物を車に積み込んで、
今日も元気に、ホテルを出発。
夫の運転で向かったのは、空港…、
ではなくて、なんと小樽です。笑
新千歳空港とは、方向が違うんですけどね。😅


この日の飛行機で東京に帰る予定ですが、
フライトの時間は、夜7時半。
「できるだけ遅い便にして、
 最終日もめいっぱい遊びたい。」
というのが、
当初からの、夫の希望でした…。


自宅を出発するのはなるべく早く、
帰宅時間はなるべく遅くして、
現地での滞在時間を有効活用する。
「夜討ち朝駆け、ごはん抜き」で、
とにかく、できるだけあちこちに行く。
…という、夫のスタイル。
(いっしょにいると、時々疲れて、
 腹がたってきますが。爆)


ということで、最終日のこの日も、
バリバリに観光します。😅
さて、小樽に到着しました。


まずは、小樽港前の駐車場に車を停め、ここからは歩いて観光します。

さすが小樽。レトロな建物があちこちに顔を出します。

小樽運河にでました。朝早いせいか、人通りもなく、ひっそりとした感じがとてもいいです。^^

小樽運河クルーズのチケット販売所に行ったのですが、まだ開いていませんでした。10時半にオープンするそうなので、それまで、あたりを歩いてみることにしました。

中央橋のたもとで、「人力車に乗りませんか?」と、声をかけている車夫さん。コロナ禍で、お客さんがいなくてたいへんだろうな、と気の毒に思いましたが…、

少し後になって、お客さんを乗せているところに遭遇。

元気に走って行かれました。よかった。^^

通りの向こうに見えるモダンな建物は、ホテルノルド小樽。1階のパティオ(中庭)は大理石に囲まれたフリースペースになっているそうです。1996年に、小樽都市景観賞を受賞しました。

小樽市総合博物館運河館です。1893年(明治26年)に建てられた「旧小樽倉庫」でしたが、現在は博物館になっています。


【小樽市総合博物館運河館(旧小樽倉庫)】
小樽倉庫は、加賀の商人である西出孫左衛門と西谷庄八によってつくられた営業用倉庫です。当時は、穀物や海産物などを預り受ける事業に使用されていました。
建物は、木造の外壁に軟石を張り巡らせた「木骨石造」と呼ばれる方式で建てられています。葺きれは、小樽の倉庫建築独特の様式です。屋根は、北海道では珍しい瓦葺きで、大きなシャチホコが上げられていることも特徴的です。


向かって右側の面です。こちら側の入り口は、売店エリアにつながっています。屋根のシャチホコが、わかりますでしょうか。

北海道にはめずらしい瓦葺きの屋根には、大きなシャチホコが今も残っています。

入り口を入ると、中はこんなスペースになっていて、自由に座ってくつろぐことができます。

運河館の左側の面には、入り口がひとつ。この奥に、博物館の受付や売店があります。

入り口を入ったところです。写真の右端に開口部がありますが、この向こう側が中庭です。

中庭にある、「消防犬 ぶん公」の碑です。


【消防犬 ぶん公】
「ぶん公」は、昭和の初めころに消防本部で飼われていた雑種のオス犬です。消防自動車が出動する時は、一番先に乗り込み、火事場では野次馬を追い払い、水をかけるホースのもつれを直したりして、大活躍したと伝えられています。出動回数は1000回にも及んだそうです。が、年をとって体が弱ると、出動ベルが鳴っても消防自動車に乗ることができなくなりました。そして1938年(昭和13年)、たくさんの人々にみとられて亡くなりました。24年間生きたと言われる「ぶん公」は、人間の年でいえば100歳まで生きた事になります。彼の生前の活躍は、ラジオや雑誌で全国に伝えられ、絵本の題材にもなりました。
その後、元小樽市消防団在籍の方が中心となって広く募金を募り、2006年(平成18年)に記念碑が建立されました。今では、小樽の名所の一つとなっています。


この中庭のさらに向こうに、小樽市総合博物館(運河館)があります。


博物館に入りたかったのですが、
時刻は、10時半になっていました。
運河クルーズのチケット販売所が
開く時間なので、
運河に戻ることにします。


チケット販売所は、この橋の右側のたもとにあります。もしかして、この舟に乗るのでしょうか…。^^


さて。
小樽の旅が、始まりました。^^


(つづく)

コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 25 - 女満別空港と旭山動物園(2021年6月27日/3日め)

2021年6月27日 女満別空港で。かわいらしいプロペラ機です。(北海道網走郡大空町)


6月27日


女満別空港には、早めに着いたので、
空港内のラウンジで過ごすつもりでした。


こちらは、この日の朝に利用した、新千歳空港のスーパーラウンジ。利用料は1000円ですが、提携会社のゴールドクレカを提示すると、無料になります。(←これが大事)

中はこんな感じ。フリードリンクで、居心地のいい空間です。

トイレだってこのとおり。ホテルみたいですよね。^^

の、ような感じで過ごそうと思っていたのですが…。女満別空港には、スーパーラウンジはないとのことでした。残念…。😔 もう私たちの乗るフライトしか残っていないし、空港内は閑散としていました。ってか、誰もいない。笑

仕方ないので、空港内をウロウロして時間をつぶしました。写真は、空港内に展示されていた、航空機用の大きなタイヤです。「どれくらい大きいかがわかるように、隣りに立って」と言われて立ちました。ものさし代わりですね。笑 このとき、夫の脳に見えていたのはタイヤだけでした。「添え物の妻」は見えていなかったようで、私の頭が切れてるんですよ。プンプン。

出発30分前になったので、搭乗口のロビーに行きましたが、ここも閑散としています。いったい何人乗るのでしょうか。😅

出発は、20:05分の予定です。

時間になりました。ロビーから搭乗機までは、歩いていきました。^^

ベトナムから日本に帰国する時も夜で、暗い中、搭乗機まで歩いていったのを思い出しました。あれはわずか2年前のことです。が、そうとは思えないくらいにたくさんのことが、この2年間に起こってしまいました。世の中がこんなにも変わるなんて、誰が想像したことでしょう。(2019年10月29日)
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 193 - ありがとう、ベトナム。(2019年10月29日-30日/59日め-60日め) - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと

ベトナムを思い出して、一瞬、感傷的になりましたが、気をとりなおして記念写真を撮りました。いろいろな思いはあるけど、与えられた今を楽しく生きていくのみです。


東京を出発したときは、
「札幌3泊4日の旅」
のつもりだったのですが。


朝6時に札幌のホテルを出て、
プロペラ機に乗り、
女満別日帰りツアーをやるとは、
思ってもみませんでした。
でも、限られた時間をめいっぱい使って、
充実した一日になりました。


目を閉じると、この日に歩いた、
網走監獄、北方民族博物館、
そして、屈斜路湖の光景が、
胸の中いっぱいに広がりました。
切ないくらいに、楽しい一日でした。^^


さて。
私たちの旅は終わりましたが、
最後に、旭山動物園の写真を
ダイジェストで掲載します。
この日一日、私たちと別れて、
ひとり旅を楽しんだ、長女の写真です。


旭山動物園のぺんぎん館で。館内には、360度見渡せる水中トンネルがあり、ペンギンが飛んでいるように泳ぐ姿を見ることができます。

自由に泳ぐ、ペンギンたち。

ほっきょくぐま館。愛らしい、クマくんたち。ホッキョクグマは、唯一の海洋性のクマなのだそうです。

エゾヒグマです。がっしりとした四肢に長い爪、がんじょうなあごと歯をもち、人間のようにかかとを地面につけて歩く、日本最大の陸生動物です。えぞひぐま館は、「あさひやま”もっと夢”基金」によって、2022年の春にオープン予定だそうです。

ユキヒョウのオリは、下から見上げるようになっています。「おしっこ・うんち要注意! なんの前ぶれもなくいきなりするよ!」と書いてありました。🤣🤣

「オオカミの森」のシンリンオオカミです。カナダからやってきました。ワンコみたいで、カワイイですね。^^

レッサーパンダ舎です。もう、かわいすぎます。そこにいるだけで愛嬌がにじみでています。^^

晩ごはんは札幌ら~めん共和国へ。「白樺山荘」で、一番人気の味噌チャーシューメンを食べたそうです。

ホテルまで歩いて帰る途中で、札幌市時計台に寄ったようです。夜だったので閉館していますが、それでもきれいですね。^^


夜10時。
ホテルに戻った私たちを、
長女が迎えてくれました。
その日に見たできごとを、
私たちに話す長女の目は、
輝いていました。
ほんとうに楽しかったんだね…。^^


こうして、旅の3日めが終わりました。
明日は最終日。
東京に帰る日です。
3泊4日なんて、あっという間ですね。^^


(つづく)

コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 24 - 女満別空港へ(2021年6月27日/3日め)

2021年6月27日 女満別空港で。ボンバルディアQ400で帰りました。


6月27日


阿寒摩周国立公園・美幌峠に来ています。


美幌峠の頂上から見た、屈斜路湖です。

頂上展望台から駐車場まで、ふたたび、元来た道を下りました。

駐車場のすぐ隣りに、「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」があります。

休憩がてら、寄ってみました。

コロナのせいか、お客さんが数人しかいないので、売り場では、お土産物の数量を抑えているように感じました。写真は、屈斜路湖クッキーです。でも、私たちが気になったのは、クッキーではなくて、ポケットティッシュの方です(スミマセン)。

「ご自由にお持ちください。」と書いて置いてあった、美幌峠のポケットティッシュ。屈斜路湖の写真付きです。たくさんいただいてきました(笑)。今は自宅で、少しずつ、大切に使っています。使うたびに美幌峠を思い出すので、とてもいい記念になりました。

さて、それでは出発します。

屈斜路湖に見送られながら、女満別空港へ。

道がほんとうにまっすぐです。さすが北海道だねえ、と話しながら、最後のドライブ。

夕陽も景色もきれいなので、時々、車を停めては、

写真を撮ったり、

道路わきの花を眺めたりしながら…、

女満別空港へ。^^

夕暮れがせまるなか、空港に到着しました。

ここでレンタカーを返却。今日一日の予定が、これで全部終了しました。

女満別空港です。

ナックスの5人が、アイヌの衣装でお出迎えしてくれました。(ひとり、ヘンなのがまざっていますね。😅)「次は、ウポポイに行きたいね!」と話し合いました。

私たちが乗るのは、20:05の札幌(千歳)行き。この日の最終便です。窓ガラスの向こうに、ボンバルディアQ400が見えました。あれに乗って帰ります。^^


(つづく)

コロナでもウポポイ2。札幌を拠点に3人で歩いた、3泊4日の北海道 23 - 美幌峠と屈斜路湖(2021年6月27日/3日め)

2021年6月27日 屈斜路湖です。(北海道川上郡弟子屈町)


6月27日


朝早くホテルを出発して、
プロペラ機で女満別へ。
博物館網走監獄と
北方民族博物館は、
夫も私も、共に、
行きたいと思っていた場所でした。
なので、私としては、
「もうこれで、本日の目的は完了した。」
みたいな気持ちでした。


時刻は午後4時過ぎ。
帰りのフライトは午後8時なので、
まだ4時間あります。


「どうする?
 私はもう気がすんだから、あとは、
 あなたの好きなようにしていいよ。」
と言うと、多動夫が、
「まだもうひとつくらい、
 行けそうだし。」
と言いだしました。爆


ということで、夫、
またまた運転をがんばります。
次に向かったところは、
屈斜路湖ですよ。🤣🤣


屈斜路湖(くっしゃろこ)はココです…。


女満別空港に戻るどころか、
そこを通り過ぎて約一時間、
さらにがんがん走ります。


「いったいどこまでやるんだ、
 このふたり。」
…と、言われそうですね。
はい、私もそう思います。😂😂


ずうううっと広がる農場。

あまりにも北海道らしい景色が続き、泣けてきます。

初夏の北海道は、ほんとうにきれいでした…。

干し草の作業ですよね。こんなの初めて見ました。

車で一時間ほど走って到着。阿寒摩周国立公園・美幌峠です。

屈斜路湖が見えました。^^ 中央に見えるのが中島で、右端に小さく見えているのが和琴半島です。


【屈斜路湖(くっしゃろこ)
北海道東部(道東)の弟子屈町にある自然湖です。日本最大のカルデラ湖で、全面結氷する淡水湖としても、日本最大の面積を持ちます。1934年(昭和9年)、全域が阿寒国立公園に指定されました。


カムイヌプリやサワンチサップなど、遠くの山々も見えました。山の名前もすてきです。案内図を照らし合わせながら、ひとつひとつの山の位置を確認しました。


左手に屈斜路湖を眺めながら、
岩がごろごろしている道を、
峠の頂上に向かって歩きました。


「風がつよいね!」

美幌峠です。

有名な観光地なのに、誰もいません。

峠の一番上の、「頂上展望台」まで登りました。少しだけ、屈斜路湖に近づいた気がしました。

かつてこの地で、おおらかに暮らしていたアイヌがいたのだと思うと、言いようのない気持ちになります。

道の両側には柵がめぐらされていて、その向こう側には行けないことになっています。植生を保護するためです。

夫が撮った、たくさんの花たち。

頂上まで続く遊歩道の左側は屈斜路湖、そして右側には、こんな景色が広がっていました。あまりにもおおらかで、きれいで、ふたりとも言葉にならず、しばらくのあいだ、ただ立ちつくしていました。


どこまでも、どこまでも、どこまでも、
北海道は広かった。^^


(つづく)