MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 171 - Duong Dining でディナー(2019年10月21日/51日め)

2019年10月21日 文廟で。


10月21日


さて、水上人形劇も終わり、
いよいよ、本日の最後のイベント、
「ベトナム料理のディナー」です。
事前に、ローさんお勧めの人気店、
「Duong Dining」を予約してありました。
市内の一般のベトナム料理店とは一線を画した、
ちょっと高級めのお店です。


ここは、前の週に、
ハノイに遊びに来た兄夫婦のために
セッティングしたお店なのですが、
メニューを見ているうちに、
私も行きたくなってしまい、
タムさんに予約をお願いしました。


ハノイの物価水準で考えると、
ちょっとお高いお店なのですが、
家族で過ごす「最後の晩餐」だし、
まあいいか、と
はりこみました。^^


人形劇場の前でタクシーを拾い、
みんなで、レストランに向かいました。


Duong Dining。正面の天井部分です。

お店の入り口です。昔の家屋の雰囲気です。座っているのは、このお店のガードマンです。

2階に通されました。シックでレトロな雰囲気です。

テーブルに置いてあった、この日のメニューです。


この日、いただいたお料理を、
ご紹介します。


キノコと卵のスペシャルスープ。

海草、レタス、カニの卵のサラダを、マヨネーズソースで。

フエの料理、ネムルイ (Nem lui)。以前、タムさんの手料理でも作っていただきました。レモングラスに豚のひき肉を巻き付けて焼いたものです。その状態で写真を撮りたかったのですが、すでにレモングラスから外された状態で、運ばれてきました。

レモングラスから取り外したネムルイを、ブン(ベトナムそうめん)、葉物野菜や香草と一緒にライスペーパーで巻いていただきます。お店の方が、目の前で巻いてくださいました。

ライスペーパーで巻いたネムルイです。オシャレですね。^^

次のお料理です。

バラロット(胡椒の葉で巻いたミニハンバーグ)とブン(ベトナムそうめん)。
豚肉のグリルは、別注文で追加していただきました。

海老のエッグソース。

ハスの実が入っている香り米。

アヒルの肉のグリル、パンダンの葉を添えて。

ほうれん草のソテー、ニンニクとオイスターソースで。


デザートは、
「クリームブリュレとチョコミントのアイスクリーム」
だったのですが、
もうお腹がいっぱいで、
ブリュレは食べられそうにありません。
加えて、家族全員、チョコミントが苦手です。
なので、お願いして、
普通のアイスクリームに替えていただきました。^^


ココナツアイスクリーム。

おいしかったで~す。^^


この日のお料理は9品で、
ひとり3000円のコースでした。
それを、2人分予約し、
それだけでは申し訳ないので、
「豚肉のグリル」を、追加で注文しました。


それを3人でシェアしたのですが、
それでも、
とうてい食べきれないくらいの量でした。
最後のアヒル料理は、
もう一口も食べられなかったので、
お土産に包んでいただきました。
(夫と長女の機内食です。笑)


夜9時半。
ローさんが、迎えに来てくれました。
この日の夜、00時55分のフライトで、
夫と長女は、日本に帰ります。
手配してあった、空港への送迎車も、
すでに到着していて、
お店の前で待っていました。


お店に預かってもらっていた、
ふたりの荷物を受け取り、
車に積み込んで…。


お別れです。


5日間、ばたばたとたいへんな旅行でした。
カットカット村では、
長女が迷子になる、
というハプニングもありましたが、
10年も前に母に言われたことを覚えていて、
冷静に、たったひとりで待ち続けるという、
健気なところも見せてくれました。


「最後まで根を上げず、
 元気についてきたなあ…。」


と、ちょっとしんみりして、
長女をながめました。


ところが、その長女ときたら、


「じゃね! おかあさん!
 また来週会おうね!!」


と、あまりにもあっけらかんと。爆


そ、そうだった…。
私、来週、日本に帰るんだった。
えっ ほんと? 来週?


気がつくと、
私がハノイで生活する期間は、
残すところ、
あと7日しかありませんでした。
その事実に気がつき、
うろたえてしまいました。


それでもどうにか、
「そうだね! 来週だね!
 おかあさんもすぐに帰るからね!」
と答えましたが…。^^


ふたりを乗せた車は、
慌ただしく、去って行きました。
お店の前に、ポツンと残った、
私とローさん。


夫が企画した「超過密ツアー」に、
振り回され続けた(笑)、4日間でした。
ふたりが成田に着くのは、明日の朝8時。
旅の5日めです。


「ハノイとサパ、一泊五日の弾丸ツアー」
が、ようやく、終わりました。


(つづく)

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