MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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幼なじみと一日デート⑧ 食べなかったお通しの代金(2018年10月7日)

2018年6月2日 東京都障害者スポーツ大会で。(全盲難聴・のんたん 22歳)


10月7日


Kちゃん、Yちゃんといっしょに、「ミライザカ」で食事し、
その際、健康上の理由で食べられないお通しがでたのに、
他のものに替えてもらえなかったというお話を、
前回、書きました。


「どうせ食べられないので」と、お料理は引き取ってもらったけど、
代わりのものがもらえるわけではなく、
そのうえ、お通し代はしっかり請求された、ということは、
私の中では、やはり、納得がいかないことでした。


最近は、レストランの予約時点で、
「苦手な食材」「アレルギーのある食材」などを
確認してくれるお店も、多くなってきました。
お店に着いてからでも、
「**は苦手なので・・・」
などと言うと、
その食材を他のものに変更してくれるお店は多いですよね。
むしろ、「苦手です」と言っても、
「変更できません」と言われることの方が、
少ないのではないかと思います。


私は、「お通しを出すことが悪い」
と言っているわけではありません。
でも、お通しというものは、
お料理を選ぶことができません。
有無を言わさず、強引に持ってこられ、
代金を支払わされるものです。
せめて、健康上の理由で食べられない場合は、
他のものに取り替える、くらいの対応は、
あってもよかったのではないかな、と思いました。


そこで二日後、自分の気持ちを、
お店に投げかけてみることにしました。
調べてみると、ワタミグループでは、
アンケートフォームを利用して、
ネットから、意見を送ることができるようになっていました。
(「ミライザカ」は、ワタミグループのお店なのです。)


そのアンケートフォームに、
当日のお店の方とのやりとりや自分の考えなどを記入して、
送信してみました。
最後の、「また当店にいらしていただけますか?」という質問には、
「行きません。
 お料理もおいしく、よいお店だったと思います。
 が、健康上の理由で食べられないお通しを、
 交換すらしてもらえないようなお店には、
 また行きたいとは思いません。
 客商売とは、そういうものだと思います。」
と書きました。


すると、その翌日のことです。
会社のお昼休みにお弁当を食べていると、
いきなり、スマホの着信音が・・・。


なんと、「ワタミグループのエリアマネージャー」の方からでした。
お店の店長ではなく、
さらにもっと上の、責任者の方です。
グループ全体の問題として、捉えてくださったんですね。^^


当日の、アルバイトの対応が不適切であったことを、
なんども謝ってくださいました。
そして、ふたり分のお通し代648円を、返金してくださると・・・。^^


やった~。笑
やはり、言ってみるものです。
気持ちの良い対応をしてくださったので、
私も、ようやく、後味がよくなりました。


そして二日後。
現金書留で、648円、本当に送られてきましたよ~。
マネージャーさんの、手書きのお手紙も、
同封されていました。
そのお手紙は、
「またのご来店を、従業員一同、心よりお待ち申し上げます。」
と結ばれていました。


はい。
また、伺いますよ~。^^
こんな誠実な対応をしてくださるんですもの。^^


・・・というわけで、後味がよくなったところで、
「幼なじみと一日デート」、これにて、連載を完結いたします。
Kちゃん、Yちゃん、見てる~?
お通し代324円は、銀行振り込みでご返金しますので、
口座番号をおしえてね~(笑)


(おわり)


2018年7月 タイ・バンコクの花

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