MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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のんたんの冬休み-34 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - ちょっと休憩。(2017年12月26日/3日め)

2017年12月26日 ボイスレコーダー、大好き。その日の録音を聴きなおして、今日一日を思い出しています。(全盲難聴・のんたん 22歳)


12月26日


夕方、まだ早い時間に、ハノイのホテルに戻ってきました。
職場に戻るティンさんとは、ここでいったん、お別れです。
でも、ティンさん、あとでまたホテルまで来てくれるとのこと。


「これから会社で仕事をして、
 家に帰る途中で、また来ます。」と。
あまりにもよくしてくださるので、なんだか申し訳ないくらいでした。


「自分たちで、タクシーで行きますから、いいですよ。」
と言ってみたのですが、
「だいじょうぶよ。」
と、笑って、ティンさんは帰っていきました。


ティンさんと約束した時間は、夜7時だったので、
まだ2時間くらいあります。


「もう、わずか2時間くらいなんだから、
 ホテルの部屋で休みたい。」
と言う私と娘。


午前中、2時間も舟に乗り(私たちが漕いだわけではありませんが)、
その後、ホアルー観光で歩き回り、
今日はもう、十分でしょう、という気持ちでした。
ところが。


「2時間も部屋にいるなんて、もったいない。
 市内をあちこち歩きたい。」
と言う、多動夫。
ほんの少しもじっとしていない、
その多動ぶりには、いつもあきれます。


ということで、夫はひとりで街にでかけることになりました。
私たち3人は、室内うだうだ組です。(笑)


実は長女。
3月の卒業を前に、当時は卒論作成の真っ最中でした。
なんと、ベトナムにまで、ラップトップを持参していて、
夜はいつも、ホテルの部屋で、毎日数時間、卒論を書いておりました。


「あー この2時間で、少しは書ける。」
長女はほっとしています。
早速、ベッドの上でPCを広げて、書き始めました。



私たちの部屋にやってきた長男も、ベッドに寝転んで、
大好きなボイスレコーダーを聞いています。



私も、自分のベッドに寝転んで、
持参してきた文庫本を読み始めました。


自宅を夜明け前に出発してから、3日間。
ずっと、休みなく、走り続けてきました。
たまには、こんな休憩も必要ですよね。
あー らくちん、らくちん。^^


「知らぬアホウが、起きてでかける・・・」
と、つい、つぶやいてしまいました。(苦笑)


その2時間で、町をうろうろした夫が撮った写真です。別に、たいしたものは見なかったようです(爆)。
なにしろ「多動夫」なので、「とにかく歩き回りたい。」という気持ちがいちばんみたいです。

街は、帰宅する人たちのバイクでいっぱいです。


(つづく)

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