MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

全盲難聴・のんたん 「国語」と「算数」を勉強する(11歳)

(のんたんの国語。右手で点字を読んでます。
同時にそれを指文字にして、左手で先生に伝えています。)


目が見えたり、耳が聞こえたりすれば、
成長と同時に、自然に理解していくことがたくさんあります。
「数字とはなにか?」
「文字とはなにか?」
そんなことを論理的に説明されなくても、
子どもは自然にそれを知っていきます。

けれど、全盲・難聴の長男には、
「自然に理解する」
ということができません。
ひとつひとつを、
ていねいに教えていかなくてはならないのです。
「かずってなに?」
「もじってなに?」
そんな好奇心を引き出し、楽しみながら、
数や文字への理解を深めていくというのは、
実は、とても難しいことです。


長男にとって、とても幸運だったのは、
ゼロ歳の時から高校を卒業するまで、
ある研究所の先生方が、ずっと、指導を続けてくださったことでした。
そのうえ、すばらしい担任の先生方にも恵まれました。

研究所の先生方は、毎月、盲学校を訪問してくださいました。
また、夏休みなどの、学校がお休みの時には、
研究所の先生と担任の先生がいっしょになって、
「集中学習」を行ってくださいました。


望んでもなかなか得られない、すばらしい環境に恵まれ、
長男は、少しずつ、「数」や「文字」を理解していきました。


のんたん日記 8.2 夏の集中学習
http://limings.sweet.coocan.jp/nontan08/nontan0802.html
をアップしました。
「盲ろう」という障害の長男が、
文字や数を勉強しているようすを記録しています。


「のんたん日記 1~7」には、
もっと小さい頃からの記録もありますが、
それはまた、別の機会にご紹介したいと思います。


(おとうさんと、指文字でおしゃべりしています。)


その他の記録は、
のんたん日記1~7
http://limings.sweet.coocan.jp/nontan01/nontan0100.html
をご覧下さい。
ガンになって
http://limings.sweet.coocan.jp/miyo01/miyo1701.html
MIYO'S WEBSITE(全盲難聴の、のんたんの育児記録)
http://limings.sweet.coocan.jp/
も、少しずつ更新しています。

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