MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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台湾・3泊4日でおいしいものめぐり 8 - 林安泰古民家園でお昼寝(2017年6月30日/1日め)

おにぎりおいしいね!(全盲難聴・のんたん 9歳)


ようやく、ホテルにチェックインしました。
宿泊したのは、メトロホテル(豪爵大飯店)。
ひとり一泊15000円くらいのようです。
(ホテル代は、ツアー代金に含まれています。)



前日も、日中は会社にいて、
その後徹夜状態で羽田に行ったので、
さすがに疲れています。


ここで休憩したいところですが、
我が家の多動夫、じっとしていることができません。
「近くに、林安泰古民家園っていうのがあるよ。
 中国から移設してきた古いお屋敷があるんだって。
 今から行ってみようよ。
 ホテルから3キロくらいだよ。」
ですと。


「晩ごはんまで、まだ3時間以上あるし、
 いますぐでかけて、どんどん歩こう。
 自分の足で歩いてみないと、
 街の大きさはわからないからなっ。」
と、気持ちがはやる夫。


「…だから、なんなのよ。
 旅行にきたら、街の大きさを知らないといけないわけ?
 街の大きさを知って、どうしたいの?
 私たちは、観光に来たの。
 義務かなにかのように、街の大きさを体感しなくても、
 楽しい旅行はできるでしょう?」
と、たまりかねて、言ってしまいました。(笑)
(黙ってしたがっていると、どんどん、軍事教練ツアーをさせられてしまいます。涙)


結局、歩いて行くのはやめ、
ホテルから古民家園まで、タクシーで行くことになりました。
料金は、280円です。
(夫は、この280円の道のりを、1時間かけて歩こうとしていた。泣。)


「今回も、3泊4日、エラい旅行をさせられそうだなあ…」
先が思いやられて、気持ちが暗くなりました。



ホテルからタクシーに乗り、林安泰古民家園に行きました。
着いてみると、そこは、きれいに整備された公園のようなところでした。
ここは、昔、中国の福建省にあった、お金持ちのお屋敷です。
中国で取り壊されそうになっていたのを、台湾が購入し、
移設してきたそうです。



お屋敷の中にも、自由にはいることができます。
とても大きなお屋敷で、10部屋くらいありました。
あまり知られていない観光地のようで、私たち以外に、訪れる観光客はいません。
古いお屋敷の持つ、ゆったりとした雰囲気に包まれて、
じっくりと、時間をかけて、ひと部屋ずつを見てまわりました。


結婚の記念撮影をしているカップルがいました。


と、そこで、雨が降り出しました。
雨足はどんどん強くなり、まさしく、熱帯のスコールです。
仕方ないので、雨がやむまで、
お屋敷の中にある長いすに寝そべって、お昼寝してみました。(笑)
雨のおかげで涼しく、気持ちのいいお昼寝になりました。^^


木製のイスの中には、丸い容器が。ふたをあけて、女性用の便器として使用していました。


これは、お屋敷の模型です。


(つづく)


「ガンになって」シリーズを、
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でご紹介しています。


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